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2024/05/14(火) 15:13:28

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【デッキを制限するメカニズム】全カードレビュー

今回は相棒のようなデッキに制限を加えるメカニズムでした。
MTGでは珍しいメカニズムですが他ゲームではそれなりに存在していて未開拓のアイデアが豊富に存在している状態になっています。

投稿作についてはアイデアは幅広く見られたのですが、パワーレベルに関しては逸脱したものが多く、粗削りの作品が多い印象でした。
難しいお題だったかもしれません。

では見ていきましょう。

>>297《意思持つ激情の魔法》
ソーサリーの相棒。かつてトーナメントを席巻した反省からか弱々しい効果になっています。3マナで墓地から手札に加える能力が相棒能力と対になっているデザインですね。

>>298 マザー 様 《意味のない自分自身、キキジキ》
赤いデッキを求める相棒。デッキすべてを公開しない限り証明が確実なものにならないため実際のカードでこの相棒条件を出すのは難しいと思われます。

>>299《息づく瀑布、クスカーダ》
自動的にクリーチャー化する土地。他のミシュラランドなどと比較して非常にマナ効率が良く攻撃性能は随一ですが、反面、強制的な効果で《ショック》などにやられやすいというデメリットもあります。

>>300《工房の都市、ベルディの防衛》
初期相棒のようなメカニズム。マナを支払う必要がないので更に強力です。効果がやや控えめで倒されるリスクもありますが、条件が緩いため使わない理由がなく、相棒の二の轍を踏んでいる感じがします。

>>301 Nishi 様 《団結の力》
マナ・コストと異なるコストが設定されている相棒の亜種。こちらの方がバランスが取りやすいと思われます。単色デッキ以外には入れにくい条件ですが、2色でダブルシンボルを採用しないデッキなども現れてくるかもしれませんね。

>>302《ムラガンダの暴獣》
強力バニラ。クリーチャーと土地だけでどこまで戦えるのか可能性が試されます。英雄譚や機体などに強力なカードが多い環境ほど潜在的なデメリットが大きくなりますね。

>>303《雪崩埋まりのオーガ》
Mystery Booster発のアイデア。元カードは探査などを用いるあらゆるデッキに採用できてしまうのが問題でしたが、氷雪パーマネントしか採用できないことで条件を少し厳しくしています。ただし、《夢の巣のルールス》と同様、呪文主体のデッキでは条件を回避しやすいという抜け道もありますね。

>>304《内向きの思考》
打ち消しへの制限。構築では青いデッキの大部分に打ち消しが採用されているので影響は大きいですね。しかしそれ以上にカードパワーが高く、多色デッキでは代わりにハンデスなどを使ってもいいのでやはりオーバーパワー感があります。

>>305《インペリアル・スリヴァー》
デッキの枚数増加。邂逅持ちを複数枚積むとその分デメリットが嵩みます。1枚しか積めないカードですが確実に引き当てたいのでサーチ系のカードで補助する形になりそうです。

>>306 肉じゃが 様 《年経たフクロウ、ロイキス》
相棒。条件が緩く、かなり多くのデッキに入ります。速攻と二段攻撃を対策する青のカードという発想が新しく、2マナと軽く速攻に追いつける速度で出せるので実用性も抜群ですね。

>>307《流血の教示者》
1枚制限となった調整版《吸血の教示者》。サーチ系カードのゲームの再現度が高くなりすぎる問題点を直接的に封じ込めています。コンボパーツが重いカードの場合アグロデッキに弱くなりすぎるのも元カードにない面白い調整です。

>>308《原石モックス》
超強力モックス。伝説でなく、手札に引き込んだ分だけマナを加速します。ただし条件が凄まじく、極端に使用カードが偏った土地単やエルフデッキなどに用途が限られ一般的なデッキには採用できなくなっています。

>>309《怪物の友、ミドナ》
相棒。クリーチャーが少ないデッキでは条件が緩く扱いやすくなっています。主力となるほどの能力ではないですが、追加の除去として登用すると良い感じです。

>>310《義勇軍の心得》《大地主、イラッツ》《雇用契約》
デッキが条件を満たしていると効果がアップ。契約しているカードを参照する効果もあります。アンコモン程度のレアリティに複数存在することを想定していてたくさん公開することになりそうですが、管理が大変かもしれません。

>>311《火龍の劫火》
1枚制限。シンプルな条件です。通常のカードよりも強い効果を持たせてメディアミックスを盛り上げるという狙いにも合致していますね。

>>312《混然たる復活》
デッキに制限をかけないカード。デッキがハイランダーになっている場合に真価を発揮します。1枚コンボであり、これを探すためのカードとフィニッシャーのみで構成された極端なデッキになりそうです。

>>313《魂の絆、フェステリッド》
ヴァンガード的な効果がついた相棒。クリーチャーを採用しないデッキに最適ですが、このままでは強すぎるために各フォーマットで禁止指定まっしぐらだと思われます。

>>314《蒼ざめた月の頂点》
《蒼ざめた月》の専用シナジーカード。単体で機能せず、シナジーを発揮してもルーティング効果だけ、使えば使うほどカード・アドバンテージを失うという恐ろしいまでの低パワーです。

>>315《山崎一族の結束》
運試し。クリーチャーが+2/+2の修整と速攻を得る状態でゲームを開始できます。7枚の初手に揃うのは1%程度の確率で、その上で土地とクリーチャーのバランスも必要とされるのでうまくいくことは稀ですが、素の性能が高いので十分強そうです。

>>316《補給部隊長、フルド》
食物だらけ。相棒条件ではあることの証明は難しそうです。護法の効果と毎ターンの効果でどちらでもライフとカードを得られるので安定性が高いクリーチャーとなっています。

>>317《相棒スリヴァー》
変容するスリヴァー。スリヴァーデッキ用の相棒です。1/1トークンが増えていく効果も面白いですが、どちらかというと7/7のスリヴァーである点が評価されそうです。

>>318《血塗られた妖刀、千代丸》
装備品としては異例のデッキ制限。ノンクリーチャー・デッキの無限ブロッカー生成装置、兼フィニッシャーとなります。《巨像の鎚》などともシナジーもあるのですが、このカード自体が単体で強いので無理に狙う必要がなさそうです。

>>320《まどろみ林、ロートック》
猫の木。5色で珍しいクリーチャー・タイプを持っていることや各能力の相互作用など、雰囲気は非常に良いと思います。反面、相棒条件と能力のデッキ構築上の関連が薄く、特定のシナジーを狙うデッキの構築の指針となる相棒カードのデザインとしては疑問があります。

>>321《弁舌の才覚》
呪文のみ。後半になるほど爆発的なドロー呪文となります。《燃焼》とのシナジーによって瞬間的に勝つデッキも考えられそうです。

>>322《純化実験》
アーティファクトのマナからしか唱えられない強力呪文。《テラリオン》などとの相性がよく、然るべきデッキではそこまで厳しい条件ではないので積極的に使っていけそうです。

>>323 八三五 様 《巨塔の司書、ピシャール》
バベル専用。リミテッドでは180枚(無理ですね)、構築では200枚のカードを要求します。統率者戦でも使えるようにルールの変更を求めたいですね。

>>324《悪魔の助言》
こちらもバベル用。ただし、《機知の戦い》との相性はすこぶる悪くなっています。逆に《空を放浪するもの、ヨーリオン》とは相性が良さそうですね。特定のカードを探すためにライブラリーを増やすという相反する性質に面白さがあります。

>>325《次元の虚空》
MTGを「メンタルマジック」に似た別のゲームに変貌させるカード。定石やカードの知識量がより問われるようになり、完全情報ゲームに近い様相となります。

>>326《真紅の炎》
赤単専用。とてもシンプルです。非常に強力ですが2マナ5点の《部族の炎》が存在することを考えれば実現可能だと思われます。他の単色支援カードも考えられそうですね。

>>327《終わりなき部隊》
メインボードを圧迫しない、何枚でも入れられる系カード。及第点以上のP/Tを持ち、カード・アドバンテージ源になる2マナのクリーチャーはやり過ぎのラインを超えていると思われますが、アイデアは斬新で魅力的ですね。

>>328《地底街の元締め、オーミーク》
ノーガード。相棒条件を満たしたデッキでは全クリーチャーが容疑者となる豪快なカードです。メインデッキにも積みたくなるタイプのカードですね。

>>329《聖騎士セシル・ハーヴィ/Cecil Harvey Paladin》《劇団員ジタン・トライバル/Zidane Tribal Theatrical Company Member》
ゲームキャラクターより。「ジタン」は段々ブロックされやすくなると同時にダメージ源として優秀になっていくという変化のデザインが面白いですね。「セシル」は詰め込み方に無理が出ているので試作カードにせずTDFCにした方が良かったと思います。

>>330《巨智の林間地》
《巨智、ケルーガ》に対応。土地版の相棒というアイデアは深掘りできそうなのですが、このカードは条件が緩すぎてMTGのゲームバランスを根幹から変えてしまいますね。マナ総量3以上の制限も無色マナでほとんど事足りてしまうのであまり意味がなくなっています。

>>331《甘やかしの達人、バブミエル》
最も軽い条件の相棒。プレイヤーを甘やかしているというフレイバーでしょうか。とりあえず0/3の壁になるので他の相棒を採用しない場合はこれが入ることになりそうです。

>>333《狂気と戯れるもの、カースケイド/Curscade, the Player with Insanity》
呪いデッキ用のフィニッシャー。3マナでマナ加速+毎ターン3枚切削の効果だけで十分な場合は呪いを採用しないことも考えられます。

>>334《原生の針葉樹林》
BO1や多人数戦ではデメリットのない完全なデュアルランドとなる土地。BO3で使用する場合はかなりの思い切りが必要です。このカードが登場する場合、リミテッドはルール変更されるかもしれません。

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