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2024/04/24(水) 17:01:49
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【飛行】全カードレビュー
今回はMTG最古の、最重要のキーワード能力である飛行でした。
飛行は最も多く使われたキーワード能力であるにも関わらず広大なデザイン空間を有していて、その空間は今なお広がり続けています。
投稿作を見ていても飛行シナジー・飛行対策のどちらもまだまだ作れる領域が潤沢に存在すると感じられました。
では見ていきましょう。
>>364
様
《ペガサス騎乗》
空が高く馬が飛ぶ季節。シンプルでいて芳醇さに溢れた1枚です。飛行と馬術の組み合わせはほぼアンブロッカブルと言っても差し支えないですね。
>>365
様
《間欠泉の噴出 》
1マナ2点ダメージ。標準的な除去性能に加えて飛行を付与します。回避能力付きの攻撃は最後のひと押しに使えるでしょう。何かと重宝しそうです。
>>366
肉じゃが 様
《不可思議の感覚》
パワー縮小版リメイク。元の
《不可思議》
はノーコストで殴り合いの主導権を一方的に握るカードでしたが、これは影響範囲が1体のみでマイルドになっています。素のレシオも向上。
>>367
様
《重力魔道士の創始者》
上げたり落としたり。クリーチャーに自由に飛行を与え、3マナあたり+3/+0相当のパンプアップにもなる小器用なクリーチャーです。
>>368
様
《狙いすました落下》
一石二鳥な除去。2体の対象がいないと唱えることができないので落としたいクリーチャーがいるときにタイミングが合わないことも多そうです。
>>369
様
《綿毛鱗の草ハイドラ》
衝撃を受けると綿毛が飛ぶハイドラ。召集で大きくなり、出た植物トークンはさらに召集のタネになります。フレーバー、機能の両面で新しさを感じるカードです。
>>370
様
《警邏蜘蛛》
飛行シナジーであり飛行対策。どのコントローラーの飛行も見逃さない優秀なパトロールです。警戒や到達も「警邏」的なイメージの能力で、まとまりが良い1枚です。
>>371
様
《未知の食材》
食べると飛ぶ。漫画的表現を表したカードでしょうか。都合2マナのカードとしてはやや弱く、デメリットもあるので使いどころを大きく選びそうです。
>>372
様
《ゴブリンカタパルト》
飛んだら最後。得意な色ではないとはいえ
《ジャンプ》
よりも弱めです。今回のお題からは外れますが
《ゴブリンの手投げ弾》
系統の方が赤に合っていて強いカードを作れそうです。
>>373
マザー 様
《環境の働き手》
回避能力、ダメージを与えたとき後続をサーチする誘発型能力、喊声が噛み合ったカード。機能は理解できますが、どのような設定を持つカードなのかイメージが湧かなかったです。
>>374
ESP 様
《空島》
飛行付与エンチャント。
《空中浮遊》
や
《西風の突撃》
に似た働きのカードですが、島を絡めたフレーバーを持たせた形ですね。
>>375
Nishi 様
《虫食い草》
飛行に対する捕食者。プロテクション(飛行)は確かにありそうでないですね。飛行にブロックされず、飛行を完全に止めることができる優秀な中堅クリーチャーです。
>>376
様
《浮遊の境界》
飛行の数を競わせるカード。1マナで嵩増しが可能で同色対決では細かい小競り合いが発生しそうです。
>>377
様
《はぐれスズメバチ》
緑の飛行。2/1/4飛行警戒という性能に対して獲得・維持の条件が非常に重く設定されています。条件達成には宝物やマナフィルターなどを駆使する必要があると思いますが、そこまでして飛行を得たいかというと微妙なところです。
>>378
様
《空挺落下》
飛行付与と全体強化。アグロデッキの最終ターンに最適な1枚です。飛行で殴るデッキならコンスタントに使うことができ、2マナでパワー+2なので
《翼の結集》
に近い性能になります。
>>379
様
《一斉射撃》
飛行を皆殺し。相手に飛行がいて自軍に射手がいる状況でなければ使用できず、やや厳しめな条件ですが嵌ったときの威力は絶大。
>>380
様
《青空の導師》
2色へのサポート。
《ファンタトグ》
などの、古いセットでしばしば作られた各色共通の能力を持つ2色の5枚サイクルのような雰囲気を感じます。
>>381
居玉 様
《鼠のこそ泥》
樹上能力再び。黒は
《真夜中の騎士団》
など、飛行とブロックできないを併せ持つクリーチャーが時々登場する色で、機能的に限りなく近い樹上能力を与えるに際して障害はほとんどないでしょう。
>>382
様
《前世継承》
前前前世。3枚目や4枚目はかなり強力になりますが能動的に切削しないと辿り着くのは難しいでしょう。カラーパイ的には過去や祖先を重んじ、心霊の色である緑の方がこの強化のやり方に適している気がします。
>>383
様
《渡り鳥》
羽休め。最近ではあまり作られない1/1/1飛行未満の性能のクリーチャーです。鳥の姿で飛行を得たり得なかったりするのは誤解を招きやすいかもしれません。
>>384
様
《重力反転》
赤らしいカオスな場を形成するカード。しかし相手が飛行を使わなければあまり意味がなく、クリーチャーがタップされるため先に攻撃するのが難しいなど難点が多いカードです。
>>385
様
《跳躍兵》
溜めて大ジャンプ。神啓では作られなかった能力です。フレーバー豊かで、呪禁と回避能力の組み合わせはオーラの付け先などに適しているなど機能面も良好です。
>>386
ねころぶいぬ 様
《探査ロケット》
空の彼方へ。飛行3つで成層圏を突破します。打ち上げられた機体が失われる代わりに大量の知識が得られるという能力がロケットをよく表していますね。
>>387
様
《圧縮奇魔爆弾》
運ばせるタイプの爆弾。持たせるクリーチャーの飛行・非飛行、そのクリーチャーがブロックされる・されないでそれぞれ使い勝手や成果が変わります。いずれの挙動もよく練られていると思いました。
>>388
ゴールキーパー 様
《可変戦闘機》
《変異種》
的な能力を持った機体。構築級カードではなさそうですが、リミテッドのレベルでは戦闘に滅法強く多彩な活躍を見せそうです。
>>389
様
《ハエ叩き》
飛行をはたき落とし。効果範囲を限定した接死能力です。ちょっと性能は低めですがそれもハエたたきらしいといったところでしょうか。
>>390
様
《Falling Bomb》
物理的な位置を参照するカード。複数のクリーチャーに効果を及ぼす(かもしれない)
>>365
です。
《Slaying Mantis》
のようなカードの移動を阻止する能力を持たないので相手のクリーチャーを複数体倒すのは難しいかもしれません。
>>391
様
《緊急退飛》
飛行のルールを拡張するカード。1ターン限りの
《Moat》
的な効果です。呪禁を得られるのも便利でターボフォグのようなデッキが組まれる際にはお呼びがかかるでしょう。
>>392
様
《乱気流》
飛行持ちの行動を制限するエンチャント。カード名と効果がシンプルに合致しています。飛行が多い相手には攻防ともに活躍できそうですが相手を選ぶ上にカードアドが取れないという点では不安定さを感じます。
>>393
様
《助け羽》
助け舟。恐ろしい量のカード・アドバンテージをもたらすカードです。細かい指摘をさせていただくと、2番目の能力は再起誘発型能力の書式にすべきだと思います。
>>394
様
《高跳び鉾槍》
世界記録は6m16。武器として使っても強力で隙がないデザインです。装備品側がタップするのは珍しい仕様ですが、使い回せると強力すぎるゆえの措置でしょうか。
>>395
様
《ゴブリン降下部隊》
いわゆる歩く火力。今回は歩かず空からのルートで攻めます。単体では効率が良いとは言えないのでゴブリンであることや1枚で3体分になることを利用することになるでしょう。
>>396
様
《空爆》
空からの爆撃。空爆をイメージしたカードには
《投げ落とすコンドル》
などがありますが、飛行の有無に言及したカードは意外とないようです。
>>397
Noname 様
《カミカゼの指令書》
玉砕。自己犠牲と考えると白らしさもありますが、クリーチャーにダメージを与えられるなど全体的には赤っぽいカードです。
>>398
様
《一石》
一石2デーモン。ありそうでない効果です。近年の飛行対策はサイクリングが付いているなど腐らせない方向のものが多かったですが、これはサイドボード用カードと割り切って使うことになりそうです。
>>399
様
《メリス・ガスタ》
飛行使いのPW。各能力ともシンプルでライフ・飛行・ドロー・全体強化と色の役割に合致しています。複数個の飛行カウンターが無駄にならず、自衛しながらドローができるなど動作が多角的です。
>>400
様
《赤牛》
翼をさずける(キャッチコピー)。カラーパイ的には青の方が合いそうですがイメージ優先です。+0/+1カウンターは今後いかなる状況においても使われないと思いますが…
>>401
ワニの握り 様
《ハリボテの城》
上から丸見え。地上をがっしりガードする一方で飛行にはあっさり破られる虚構の城です。設定のカードへの落とし込みが見事ですね。
>>402
様
《ウークタビー・バターキャット》
回転する猫。複数回のアンタップチャンスを活かして
《対立》
などとのシナジーが期待できます。召喚酔いが解けるタイミングでエコーの支払いがあるので相性がよいカードはある程度限られそうです。
>>403
様
《鉄羽の大鴉》
クリーチャーやPWをお運びします。「連れて運ぶ」イメージの2つの能力を持ちます。
《Moat》
能力の範囲をPWのみにするのはマイルドで良い調整ですね。
>>404
様
《巣を守るものカンジー》
不当なまでに弱体化されたカードの本来の姿(?)。インベイジョン当時のカードパワーでは流石にここまで強かったということはなさそうです。
>>405
様
《爆弾兵の大砲》
大砲は移動手段。2種類とも使い勝手がよい能力で攻防ともに活躍しそうです。自身も生け贄にできるので無駄がないですね。
>>406
様
《破滅の尖塔》
3マナの
《旋風》
。さらに地上クリーチャーにもダメージを与えます。強い効果と弱い効果を組み合わせてバランスを取った面白いデザインだと思います。
>>407
様
《ご馳走》
肉は持ち主に献上。
《自然の要求》
のようなデメリットを持つ除去です。天使もスフィンクスも悪魔もドラゴンも緑にとっては等しく肉だという理念を感じられます。
>>408
様
《飛翔回避》
地上クリーチャーに対して無敵化。PWを守るカードとして適していますね。白青の多色パーマネントでなければエコーの支払いはやや厳しいところです。
>>409
様
《試金石の天使/Touchstone Angel》
《説破のスフィンクス/Confutation Sphinx》
《黒幕の悪魔/Wirepuller Demon》
《地獄火のドラゴン/Hellfire Dragon》
《重力のハイドラ/Gravity Hydra》
》
レアサイクル。緑はサイクルの他のカードよりもP/Tが一際高く、飛行を失わせる能力と強制ブロック能力が重力の表現になっていて機能的かつ芳醇な仕上がりです。しかし他に関しては白はルール上の混乱を引き起こしやすく、黒は遅いため能力が機能し難いなど些か問題があると思います。
>>410
様
《妖精喰い》
飛行に対する憎しみが凝縮されているカード。打ち消されない、プロテクション、瞬速、到達、接死の組み合わせによって敵を確実に打ち取ります。
>>411
様
《空網》
《太陽の網》
のようにパワー3以上のクリーチャーを捕らえるカード。効果がある相手がかなり限定的で、もう少し追加の効果が付いてきてもよさそうかなと思います。
>>412
様
《制空権》
空の利。相手のパワーを下げる効果が強力で、ダメージレースを大幅に有利にします。同型対決では意味がほとんどなくなるエンチャントとして往年の
《十字軍》
を思い出させますね。
>>413
様
《胡蝶の夢》
トップダウン。「胡蝶の夢」の内容を高い再現度で表しています。効果的には1ターン限りの
《ガス化》
ですね。飛行の得失にあまり意味がないのが表現優先で致し方なしではありますが、少し残念。
>>414
様
《タエオトグの錬金術師》
相手に金をプレゼント。ちょっと厳しいデメリットです。青のハイパフォーマーは「条件付き」であることがほとんどで「デメリットが発生する」のは黒や赤っぽい気がします。
>>415
様
《大空への連れ去り》
青赤のクリーチャー破壊。最近は作られていませんが青は
《氷の牢獄》
を使える色ですね。破壊部分はカラーパイを逸脱していますが、
《萎凋》
などいくつか例はあります。フレーバー重視で許されることもあるでしょう。
>>416
わど 様
《幸福なツバメ》
貧しい者に飛行カウンターを。幸福の王子の物語を元にしつつ、異なる味付けをしたカードですね。高スペックで使い勝手が良さそうです。
>>417
様
《尖塔登りの狼》
9/9になる狼。飛行クリーチャーとの戦闘では概ね無敵です。
《大型化》
でトランプルとブロック強制を付与すると一瞬で決着が付くこともありそうですが、狙って狙えるものではなさそうです。
>>418
様
《浅知恵の衒学者》
手札からキーワードを拝借。最良の相方は
《原初の夜明け、ゼタルパ》
でしょう。速攻が得られないのは意外なところですが、キーワード・カウンターが存在する能力のみを得られるようですね。
>>419
様
《風見鶏》
飛行強化or飛行弱体化。どちらの航空戦力が優勢かを見極めながら使うことになるカードで、まさしく「風見鶏」的ですね。
>>420
様
《ツバメの巣》
高級食材。回復量は他の食物と同じです。食物が存在するセットでのアーティファクトの飛行枠として登場しそうな厳密味が強いカードですね。
>>421
様
《従者道の体現者》
学ぶ従者。得られる能力は白関連のみです。リミテッド等で容易に2/3になり飛行戦力としても期待できる優良クリーチャーとして使われそうです。
>>422
様
《爆撃ハーピー》
クリーチャーを爆撃。攻撃時に爆弾を落としていくイメージですね。高低差の表現が巧みであると思います。毎ターンの除去はかなり強力ですが、カードを消費するのでバランスは取れているでしょう。
>>423
様
《解放の刻》
全体除去。コントロール側のリセットボタンでなくアグロがアグロ対策として全体強化エンチャントや死亡時誘発と重ねて使いそうなカードです。
+
「私が考えたカード」のコーナー
浮遊大陸の次元を舞台とするカードセットに登場することを想定したメカニズム『眺望』とその関連カードです。
この次元では、翼を持つハーピーやコアトル、翼を持たず様々な方法で空を渡るキスキン、生まれた陸地を離れないアズラなどの種族が登場します。
眺望は
《Raging River》
を元にしたメカニズムです。テーロス還魂記の展望デザインで死の国を表すメカニズムとして戦場を2つに分けることを試したと公式コラムで明かされています。
大鉤爪の輸送者 (1)(白/黒)(白/黒)
クリーチャー ― ハーピー・スカウト
飛行
眺望(このゲームの間、第2の大陸が出現する。最初に飛行を持たない各クリーチャーは第1の大陸に置かれ、各プレイヤーは飛行を持たないクリーチャーが戦場に出るなら、それを好きな大陸に置く。異なる大陸に置かれているクリーチャーではブロックできない。)
大鉤爪の輸送者が戦場に出たとき、飛行を持たないクリーチャー1体を対象とし、それを好きな大陸に置く。
3/1
絆縄の空渡し (1)(緑/白)
クリーチャー ― キスキン・兵士
警戒
(1)(緑/白):あなたがコントロールしていて絆縄の空渡しとは異なる大陸に置かれているクリーチャー1体を対象とする。以下から1つを選ぶ。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
・絆縄の空渡しをそのクリーチャーと同じ大陸に置く。
・そのクリーチャーを絆縄の空渡しと同じ大陸に置く。
2/2
空の旅路 (1)(青)
ソーサリー
眺望(このゲームの間、第2の大陸が出現する。最初に飛行を持たない各クリーチャーは第1の大陸に置かれ、各プレイヤーは飛行を持たないクリーチャーが戦場に出るに際し、それを好きな大陸に置く。異なる大陸に置かれているクリーチャーではブロックできない。)
あなたがコントロールしているクリーチャー最大2体を対象とする。それらはターン終了時まで飛行を得る。(クリーチャーが飛行を持つなら、それは大陸を離れる。クリーチャーが飛行を持たなくなるなら、それを好きな大陸に置く。)
古き力の誇示者 (3)(黒)
クリーチャー ― アズラ・戦士
古き力の誇示者は第2の大陸に置くことができない。
4/4
動乱のヘルカイト (3)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン
飛行
眺望
動乱のヘルカイトが戦場に出たとき、あなたから始めて、各プレイヤーは自分がコントロールしている飛行を持たない各クリーチャーをそれぞれ好きな大陸に置く。その後、あなたは大陸を1つ選ぶ。動乱のヘルカイトは、その大陸に置かれている各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。
5/5
虹コアトルの地調べ (2)(緑)
クリーチャー ― 蛇・ドルイド
飛行
眺望(このゲームの間、第2の大陸が出現する。最初に飛行を持たない各クリーチャーは第1の大陸に置かれ、各プレイヤーは飛行を持たないクリーチャーが戦場に出るに際し、それを好きな大陸に置く。異なる大陸に置かれているクリーチャーではブロックできない。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが飛行を持たないクリーチャーをコントロールしている場合、コアトルの地調べの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたがコントロールしているクリーチャーが両方の大陸に置かれているなら、代わりに+1/+1カウンターを2個置く。
1/1
+
種別
A-1.無意味な連続投稿
A-3.業者による広告
A-4.マルチポスト
A-5.フォーラム違い
B-1.内容の無いスレッド
B-2.MTGと無関係
B-3.悪質な誹謗中傷
B-4.個人情報の公開
X.その他
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