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2024/03/30(土) 00:39:10

対応申請

以下のフォームより、対応を申請することができます。

対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/1583/485/
一週間経ちましたので正解を発表します。

>>484
正解の一つです、おめでとうございます。
後述しますが、現在のスタンダード環境では8種類が限界のようです。
(また、《意思を砕く者》はクリーチャーしか対象に取れず、エンチャントをクリーチャー化できるカードは《ニクスの星原》しかないため、自分がかつて《ニクスの星原》をコントロールし、クリーチャー化条件を満たしていたという前提が必要になります)

解説(CR704.5の参照を推奨します):
まず、CR704.5jCR704.5kを満たすために、「除去または効果を解決することで、途中に状況起因処理を挟まずに、片方のプレイヤーのコントロール下に伝説のパーマネントとプレインズウォーカーが同時に来る」カード(以下《A》)が必要です。
該当するのは以下:
《牢獄の管理人、ヒクサス》
《意思を砕く者》
《クローンの軍勢》
《連結面晶体構造》
《隔離の場》
CR704.5dCR704.5nを満たすためには除去の要素が必要なので、《クローンの軍勢》《A》の候補から外れます。
後述しますが、《A》のコピー・トークンを除去することで、加えてCR704.5fCR704.5gCR704.5pの合計7つまで満たすことが可能ですので、《A》を除去しつつ+αで他の状況起因処理を発生させられる呪文および能力を持ったカード(以下《Z》)が必要になります。
「任意のアーティファクトをクリーチャー化するカード」「トークンでない非クリーチャーのコピー・トークンを生み出せるカード」「アーティファクトと他のパーマネントの除去に+αで何かを行えるカード」はいずれも現スタン環境に存在しないため、《連結面晶体構造》《A》の候補から外れます。
また「エンチャントと他のパーマネントの除去に+αで何かを行えるカード」は存在せず、《隔離の場》のコピー・トークンでは何も追放できないため、《隔離の場》《ニクスの星原》及びと他のトークン或いは呪文のコピーとのセットで《A》になります。
《牢獄の管理人、ヒクサス》《意思を砕く者》は、自身のコピー・トークンが【A》となります。

CR704.5fを満たすためには、上記パーマネントを除去すると同時にP/Tが増減し得るクリーチャー(以下《B》)が必要です。
《死の重み》がつけられた《古参の戦導者》《ウェストヴェイル教団の指導者》《古き知恵の賢者》《ゲラルフの傑作》が該当します。《ウルヴェンワルドのハイドラ》も可能ですが、片方が土地0は想定しづらいので割愛します。
また、《意思を砕く者》の場合には使えませんが、0/0で戦場に出得る《搭載歩行機械》《空乗りのエルフ》《もう一人の自分》《果てしなきもの》、条件次第で《黄泉からの帰還者》《生ける伝承》も該当します。

あらかじめダメージを与えておくことで、《A》を除去するとCR704.5gを満たすことができるクリーチャー(以下《C》)は、《古参の戦導者》《ウェストヴェイル教団の指導者》が該当します。《意思を砕く者》の場合は、アンセム系全体強化+ダメージを負っている任意のクリーチャーでも可能です。

CR704.5pを満たすことができるギミックには、>>484のような《ニクスの星原》と(かつて相手側でもクリーチャー化していた)任意のエンチャントの組み合わせや、タフネス4以上の《C》《門破り》をつけるなどの方法があります。

これで、《A》を除去することによりCR704.5d/f/g/j/k/n/pの7つまで満たすことが可能になります。
現スタン環境において他に発生し得る状況起因処理は、CR704.5a/b/e/h/iがあります。
このうち、《A》をダメージやマイナス修整によらず除去しながらCR704.5hを満たせるカードは存在しません。《ドロモカの命令》では、《隔離の場》ではない他のコピー・トークンを除去できず、「クリーチャーをエンチャント化するカード」が存在しないため他の《A》にも使えません。
そこで、《Z》に求められるのは「《A》をダメージやマイナス修整によらず戦場から離れさせる効果」に加えて「プレイヤーへのダメージやライフロス(CR704.5a)」or「ドロー(CR704.5b)」or「打ち消し(CR704.5e)」or「プレインズウォーカーへのダメージ(CR704.5i)」or「ライフ回復(《穢れた療法》と組み合わせてCR704.5a)」の要素が必要になります。
また、《C》まで除去してしまうとCR704.5gが満たせないので、Aの除去は対象を取るか、布告除去であることが望ましいです。
これらを満たす《Z》は以下の通りです。(漏れの可能性あり)
《苦渋の破棄》
《水脈の乱動》
《シルムガルの命令》(《A》のバウンス+コピーである呪文の打ち消し)
《銀の一撃》
《正義のうねり》 ※《A》のコピー元を《末永く》で釣って黒にしておく必要あり
《不浄な飢え》(魔巧達成)
《粗暴な排除》(《A》のバウンス+プレインズウォーカーへのダメージ)
《忌呪の発動》(ドラゴン公開)
《自傷疵》 ※《A》《牢獄の管理人、ヒクサス》だった場合のみ
《無情な処罰》(相手が《A》の生け贄+ライフロスを選択した場合)
また《A》として《隔離の場》+《ニクスの星原》+任意のトークンまたはコピーのセットを用いる場合、《Z》に該当し得るのは《水脈の乱動》のみです。
また、+αの部分を二つ以上持つカードは存在しませんでした。


想定解:
プレイヤー1が以下のものをコントロールしている。
《グリフの加護》とそれにエンチャントされた《牢獄の管理人、ヒクサス》のコピー・トークン(《龍王オジュタイ》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》および《搭載歩行機械》を追放している)/《鏡の池》で生成
4/4の状態から3点のダメージを負っている《ウェストヴェイル教団の指導者》α
4/4の状態から《門破り》を装備している《ウェストヴェイル教団の指導者》β
《勇者の選定師》
忠誠度1の《歴戦の戦士、ギデオン》

プレイヤー2が以下のものをコントロールしている。
《龍王オジュタイ》
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》

この状況下で、プレイヤー2は《粗暴な排除》を、「《牢獄の管理人、ヒクサス》のコピー・トークンをバウンス」「《歴戦の戦士、ギデオン》に2点のダメージ」のモードで唱え、解決された。

発生する状況起因処理は
CR704.5d 《牢獄の管理人、ヒクサス》のコピー・トークンが消滅
CR704.5f プレイヤー2の戦場に0/0で戻ってきた《搭載歩行機械》が墓地へ
CR704.5g 3/3になり、致死ダメージを負った《ウェストヴェイル教団の指導者》αが墓地へ
CR704.5i 忠誠度が0になった《歴戦の戦士、ギデオン》が追放領域へ(《粗暴な排除》によって墓地に行くことが置換)
CR704.5j プレイヤー2が、戦場に戻ってきたものと合わせた2体の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のうち片方を墓地へ
CR704.5k プレイヤー2が、戦場に戻ってきたものと合わせた2体の《龍王オジュタイ》のうち片方を墓地へ
CR704.5n 何にもつけられていない状態になった《グリフの加護》が墓地へ
CR704.5p 3/3になった《ウェストヴェイル教団の指導者》βにつけられていた《門破り》が、不正なパーマネントについていることにより外れる

《無情な処罰》では対戦相手が自ら敗北を選んでいるという点で少し不自然さがあったため、最も自然な形で処理され得る上記状況を想定解としました。
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