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2024/12/22(日) 13:00:56

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【自身のデメリットを補うカード】全カードレビュー

今回は自前でデメリットを補うカードでした。
性質上、黒や赤のカードが多くなると予想していましたが、それほどの偏りはなかったですね。
一口にデメリットといえども多岐に渡るMTGの奥深さを感じました。

では見ていきましょう。

>>855 肉じゃが 様 《過酷な自然》
上陸でデメリットとメリット両方をもたらす効果を得られるエンチャント。タフネス3以上のクリーチャーで固めたデッキを組む必要がありそうです。激昂と好相性ですね。

>>857《グリセルブランドの契約》
黒定番のカードを引くと同時にライフを失うデメリットとそれを補う絆魂の組み合わせ。クリーチャーを《グリセルブランド》化するオーラです。黒はオーラの運用が若干難しい色で有効な付け先は限られそうです。

>>858《無謀な扇動者》
赤に時々登場するすべての手札を捨ててからカードを引き直すカード。1マナと歴代でも最軽量です。最序盤には出し難く、中盤以降は攻撃を通せるとは限らなくなるので意外と好バランスです。

>>859《花のまたたき》
除去とコピーの2種類の用途を併せ持つカード。除去部分では一時的にカード・アドバンテージを失いますがクリーチャーをコピーすることで回収できます。ダメージレースで優位に立ちやすい面白いデザインです。

>>860《獰猛なピラルク》
《濠のピラニア》の上位互換。青らしい条件です。近年の本流のセットでは条件を満たすと攻撃できる防衛クリーチャーが毎回のように収録されていますが、この中でも満たしやすく基本的な条件となっています。

>>861《狩り立てられた霊魂》《狩り立てられたベイロス》
過去の狩り立てられたサイクルを意識していると思われるカード群。どちらもデメリットがかなり大きく、過去のサイクルと同様、運用にはかなりの制限がつきそうです。

>>862 Nishi 様 《泥炭の精霊》
2マナ3/3速攻。《ラクドスの首狩り》などに近い性能ですが、追放したカードをプレイし続けるかぎりノンデメリットとなります。黒の利己的行為と赤の愚直さの両方が表現された面白い能力だと思います。

>>863 マザー 様 《殻に閉じこもる者》
盤面への大きな影響力となるクリーチャー。単体で強力なロックを形成します。ボスみたいなイメージとのことですがフレーバー性についてはよくわからなかったです。

>>864《炎羽の隼》
1マナ1点の飛ぶ火力。単体だとちょっと微妙ですが構築戦では何度でも手札に戻れます。ルーター能力などの種に使うのも良さそうです。

>>865《ドロスワートの精霊》
メリット能力・デメリット能力の両方がドぎついクリーチャー。ピッチスペルと相性がよく、能動的に使っていくのも強力です。

>>866《爆霊気の罠》
置きカウンター。クリーチャーやインスタントなどのメジャータイプならほとんど確実に命中させることができます。同系などでは10点ダメージを巡る駆け引きが発生しそうです。

>>867《森の恩寵》
《森の占術》《探検》が合わさったような効果を持ち選択肢を相手が選ぶカード。基本的には森の占術と同等となるでしょう。

>>868《未知の感染症》
自軍のゾンビに腐乱を与えてしまうエンチャント。元から腐乱持ちのゾンビを中心に運用することでデメリットを緩和できます。

>>869《アスフォデルの神官》
黒の定番デメリットであるタップインと神啓とのシナジー。ありそうでなかったカードですね。他のクリーチャーより1ターン早く作動するので安定感があります。

>>870《浸透する工作員》
布告系クリーチャー。そのままでは《残酷な布告》のほとんど下位互換ですが、クリーチャーである分使い回しが効きやすいなどのメリットがあります。

>>871《狙撃手への転向》
ティム化オーラ。この能力を持つクリーチャーは攻撃やブロックをさせる必要がないためデメリットは些細なものとなるでしょう。ダメージレースがタイトな盤面では相手クリーチャーにつけることもありそうです。

>>873《愚直》
《無効皮のフェロックス》のような強烈なデメリットを持つエンチャント。コスト的に《踏み荒らし》以上の強化量が求められるので高コストカードをばんばん捨てられる構成にしたいですね。

>>874《籠城戦》
防衛戦。守っているだけで勝てるので攻撃はむしろ不要となりますね。削る速度がかなり早く強力です。

>>875《精鋭潜入工作員》
毎ターン、カードをもたらしてくれる潜入者。3点クロックを与えてしまうのは軽くないデメリットですね。敵地にいてこそ情報を探れるという強いフレーバー性を感じます。

>>876《闇の力の魔道士》《堕ちたる尋問官》《黒炎のティラナス》《アバダケタブラ》
破滅N。窮地の改良型のような能力ですね。並べ過ぎると自分の命の方が危なくなりますが、《闇の力の魔道士》の絆魂や《アバダケダブラ》のゲームを速やかに終わらせる能力などで上手くカバーが効いています。

>>877《現場取材主義》
《沿岸の海賊行為》。引く枚数が増えた代わりにクリーチャーがいなくなると詰みになるというハイリスク・ハイリターンのカードと化しています。

>>878《自然保護キャンプ》
無色の1マナしか生み出せなく他の起動型能力も持たない土地。ある種のデメリットですね。単色のカードが中心のデッキでは色事故の回避に大きく役に立つ一方で、多色のカードを唱える助けにはならないと一長一短です。

>>879《暴発するマスティコア》
太く短い《マスティコア》。毎ターン2枚、しかも強制的に捨てさせられるとデメリットが増大していますが、代わりに本体は破壊不能、射撃能力も威力が大幅にアップしています。2~3ターン生きられればゲームをほとんど決めてしまえるほどの力を持っていますね。

>>880 八三五 様 《ブリバリ自動人形》
無色クリーチャーとしては強めの3マナ3/3警戒。ただしそのままでは考えなしに突っ込んでいってしまいます。制御に多少のマナがかかるのは昔のクリーチャーっぽいデザインですね。

>>881 善乱 様 《軍勢のカーリア》
3種全部使うことに意味を生じさせるカーリア。コストを軽くした上で破壊不能・二段攻撃と達成時の利益が大きいですね。

>>882《証券取引所》
株主配当。カウンター2個以上では絶大なアドバンテージを得られますが一時的とはいえ手札を失うのは怖いですね。アーティファクト除去やバウンスに弱くハイリスクです。

>>883《ノストワの大牙獣》
緑としては珍しい手札を捨てるデメリットと手札が減ることのメリットを持つクリーチャー。複数のクリーチャーでブロックされると手札が一気になくなってしまうのでトークン戦術には弱そうです。

>>884《戦意の収穫者》
継続的な全体除去と《最後の賭け》のような能力を内蔵した豪快なクリーチャー。自分のクリーチャーが先に追放されてしまい、相手のクリーチャーを追放するまでに少しだけ時間がかかるのでその隙を突かれると弱そうでしょうか。

>>885《無計画な開発》
爆発的なマナ加速。後のターンのことを考えないコンボデッキなどの最終加速手段として使われそうです。

>>886 逃亡者 様 《血染めの卜占師》
複数の能力が絡み合い複雑に作用するカード。ライフの損失を絆魂が、-1/-1カウンターを攻撃が通ったときの能力が、攻撃制限をカードを捨てる能力が補い、捨てるカードをドロー能力が、攻撃できない場面を接死がカバーしています。

>>887《生命の讃美歌》
高効率なトークン生成。瞬く間に戦場がスピリットで埋め尽くされます。10点のライフは後でいくらでも取り返せるでしょう。一方で短期決戦を挑まれることはやや苦手としています。

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「私が考えたカード」

眠り獣、アラーヴォ (1)(青)(赤)(白)
伝説のクリーチャー ― ビースト
眠り獣、アラーヴォはタップ状態で戦場に出て、あなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
各プレイヤーのアンタップ・ステップの間に、そのプレイヤーはタップ状態のパーマネントをそれらのパーマネントの端数を切り捨てた半分だけしかアンタップできない。
眠り獣、アラーヴォはタップ状態でも攻撃したりブロックしたりできる。
4/4

1番目の能力を3番目の能力に、2番目の能力を1+3番目の能力にフォローさせています。

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