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2024/09/30(月) 10:07:06
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http://forum.astral-guild.net/board/21/2128/679/
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【特定のパワーとタフネスであることを参照するカード】全カードレビュー
今回はある数値ちょうどののP/Tを参照するカードでした。
MTGでは珍しい参照の仕方で、パワーやタフネスがN以上・N以下であることを参照する通常の能力との差別化をどうするのかが大きな焦点であったと思います。
難易度が高いお題だったと思いますし、Pickにあたっても大量のカードを検索する必要がありいつも以上に大変でした。
では見ていきましょう。
>>618
様
《ナール街の名士、シャロマ》
1/1の攻撃が通ると倍化。倍々ゲームになるのでちょっとすごいことになります。1/1の攻撃を通すのは難しいですが、本体が2マナで合計パワー3と基礎スペックが高いので+α部分でこの性能と思えば破格ですね。
>>619
様
《空想の実現》
0/0のクリーチャー専用の踏み倒し。既存のカードではクローン系クリーチャーや
《縫合グール》
が相方になります。こういったカードが登場する際には相方がセットで出ると思われるのでそちらにも期待です。
>>620
様
《無の境地》
0/0に関連してドロー。条件が極めて難しく、通常の試合では全くドローできません。どのような関連カードが登場するのか次第ですがちょっと想像がつかないですね。
>>621
様
《山月記》
1/1を2/2に。条件が限定的でちょっとパワー不足感があります。MTGでは虎のパワーは3以上あることが多いのでイメージの問題も感じます。
>>622
様
《市民の楽園》
1/1で勝利。防御寄りに動いているだけで勝てるのが嬉しいですね。睨み合いになるほど1/1の攻撃は通らなくなるのでその点を解消できるカードとして戦略に適しています。
>>623
様
《線形探索法》
1/1~3/3を1枚ずつサーチする講義カード。講義カードは状況に応じて必要なカードにアクセスできる受けの広さが売りで、このカードは時間に余裕があり3枚分のアドが欲しい時用ですね。「5マナ3ドロー」の講義カードはバランス的に作れないと思いますが、サーチに条件が課されたことでバランスが取れた形になっています。
>>624
様
《一本足の見つめるもの》
1/4のクリーチャーを吸収。サイズを1/4に近づけるために整えたり、クリーチャーのパワーを下げて攻撃をいなしたりと多彩な技を持ち、制圧力が高いカードとなっています。
>>625
様
《弱者のための剣》
1/1のクリーチャーに装備。
《弱者の剣》
リメイクです。
《飛行機械の鋳造所》
とのコンボが限定的になり、装備コストが0になっているなど適切なバランスに変更されています。
>>626
様
《小さきものへの祝福》
1/1クリーチャーへの祝福。攻撃の際は飛行と速攻が嬉しく、警戒があるのでブロック時には全員で先制攻撃できますね。起動型能力による継続的効果なので、
《巨大化》
などを阻害しない点も良好です。
>>627
様
《象の訓練士》
3/3クリーチャーを強化。さもなくば自身が3/3になります。いずれにせよ打点が高く、シナジーを取れるクリーチャーの幅が広く面白い構成です。
>>629
様
《アーボーグの大食い》
9/3化。1度に7マナを要求されるため
《アーボーグの暴食、ヤーグル》
を出すよりも重めですが、素の性能が取り回しの良い2/2/1であることのメリットが大きいですね。
>>630
様
《原初の壁画》
2/2や3/3をコピー。
《原初の土》
から着想を得たカードですね。条件付きとはいえ2マナのクローンであり、1/6の壁でもあるのでコストパフォーマンスが良好です。
>>632
様
《合の子、カタリス》
1/1を鳥に、2/2を猫にするクリーチャー。現行の種類別ルール下では非直感的な挙動をするためこのまま登場させることは困難ではありますが、それゆえに今までにない発想のカードとなっていて独自的な魅力があります。
>>633
様
《ムラガンダの抱擁》
1/1と2/2のバニラを強化。
《ムラガンダの印刻》
と比較すると効果範囲が狭まった反面、トランプルと到達が付く分パワーアップしていて、エンチャント除去への耐性があります。元々恩恵を受けるクリーチャーの大部分が能力を持たないトークンであったことを考えるとさほど狭まってもいないかもしれません。
>>634
様
《ゼンディカーの冒涜者》
0/1を参照する
《ゼンディカーの報復者》
リメイク。元カードと比較すると爆発的な打点にセーブがかかっている代わりに落とし子からマナが出るようになっていて動きが柔軟です。
>>635
様
《結集する従者隊》
1/2をサーチ。バニラであるとボーナスが入ります。
《従者》
を元にしたカードではありますが、
《志願民兵団》
など1マナのクリーチャーを使ったほうがお得です。
>>636
肉じゃが 様
《巨人のネックレス》
6/6をソフトサーチ。
《墓所のタイタン》
サイクルとのシナジーが強力ですが、元々6/6でないクリーチャーを6/6にする能力も汎用性が高く、シナジーに拘らず幅広く使えます。
>>637
様
《燻る火種》
2/1~6/1である状態を参照。どの段階にも利点があり、二段攻撃やトランプルを得られるためパワー7以上にするメリットもあります。
>>638
様
《要塞の番人、チラタチルト》
3/1支援。全体を護法のような能力で守り、+1/+1カウンターや先制攻撃で戦闘にも強くします。3/1はマイナー寄りのサイズではありますが白には優秀なクリーチャーが多く、専用デッキは強力に仕上がりそうです。
>>639
様
《害獣の排除》
1/1~3/3を除去。
>>623
などへのアンチカードです。多くのクリーチャーがこれらのいずれかのサイズに当てはまるため汎用性が高そうです。1マナの最軽量除去としても3マナで2:1交換を目指す除去としても使えるのでかなりのカードパワーを感じます。
>>640
様
《最後に教えるもの、伝麻呂》
7/7ならボーナス。手札7枚はやや難易度が高く、土地も7枚で止める必要があるのでうまくいかないこともありそうですが、見返りは相応に大きいものとなっています。
>>641
様
《束の間の幸運》
7/7で騙し討ち。マナ総量も指定されているため該当するクリーチャーはあまり多くありませんが、
《原初の征服者、エターリ》
など強力な選択肢は複数あります。
>>642
様
《小さな楽園の防衛》
1/1以外への全体除去。ほとんどのクリーチャーは該当しますが、1/1トークンを展開するデッキにしておくことで自分だけ被害を免れることもできます。
>>643
様
《萌芽の魔道士》
0/0か1/1をサーチ。
《粗石の魔道士》
の緑版のようなカードです。
《石とぐろの海蛇》
のようなカードをサーチすることでマナカーブを自在に埋めることができるなど汎用性が高くなっています。
>>644
様
《零項積/Nullary Product》
0/0支援。クアンドリクスらしいカード名です。1マナで全体強化ができると考えればなかなかお得です。フラクタルだけでなく生体武器もバックアップできます。
>>645
様
《可能性の獣》
3/3以外でボーナス。P/Tを1回修整したりカウンターを乗せたりするだけで達成でき、破壊不能・接死・警戒などの能力により戦闘で無敵の存在となります。
>>646
様
《万相竜》
5/5を2種類の方法でサーチ。
《万猛竜》
に名前が似ていますが能力に大きな関係性はないですね。
《嘶くカルノサウルス》
のような捨てても機能する能力持ちでゲームレンジに応じた動きが可能です。
>>647
八三五 様
《熊の統治者、ユートベア》
2/2を7体揃えて勝利。異なる名前のクリーチャーを7体揃える労力が大きすぎるためサブの勝利手段になりそうですが、熊支援が充実している昨今ではこのカードを組み込むのは難しくなさそうです。
>>648
様
《座標変換》
0/0を強化。1つ目の能力だけだと効率低めのXクリーチャーですが、2つ目の能力が高効率のパンプアップ能力になっています。序盤に設置しておくと良い働きを見せそうです。
>>650
様
《関係性の変化》
1/1なら4/4にして、そうでないなら1/1にするインスタント。シンプルな効果です。
《縮退》
のほぼ上位互換で、用途が広がっている分だけ強力です。
>>651
様
《虚霊破》
0/0対策。範囲がかなり狭く、0/0の強力なクリーチャーはそれほど多くは存在しないのでかなりニッチなカードです。
>>652
マザー 様
《悪夢王、ディスアスター》
1/1を強化し、2/2を弱体化するクリーチャー。全体+2/+2と強化効率が良好ですが、単体除去で普通に除去されてしまうのでトークンデッキの強みが生かしきれなくなってしまう点があり一長一短です。
>>653
Nishi 様
《人喰らい,オゾ》
2/2支援。
《峰の恐怖》
を2マナで使うことができる驚異的なクリーチャーです。飛ばせるダメージは2点のみとなりますが、十分すぎるほどの効率ですね。
>>654
様
《抜け道》
1/1支援。種類別ルールに巻き込まれない方法ですね。トークンを並べるもよし、
《セファリッドの警官》
などを支援するもよしといった風情です。
>>655
様
《大物狩り》
1/1がいれば確定除去。相手にパワーorタフネス5以上がいれば瞬速となり、1/1がいなくとも十分なパワーがあれば除去が可能であるなど挙動の幅が広く取られているカードです。
>>656
様
《悪魔》
33/4。現実的な数字ではないですね。このサイズのクリーチャーを用意できるのであれば自軍に用意して攻撃すれば良いのでこのカードは不要となりそうです。
>>657
様
《拍手喝采》
8/8シナジー。リアニメイトや
《古のもの》
で素早く条件を満たし、このカードでクリーチャーの保護とドローを繰り返す動きが強力です。
>>658
様
《セゴビアの洗礼》
1/1以外への全体除去。赤アグロやトークンズなどに対して打ち漏らしがありそうですが、逆に自分も1/1トークンを使いやすくなっています。セゴビアのクリーチャーのサイズが小さいのはこの洗礼があるからかもしれませんね。
>>659
様
《頂上決戦》
7/6支援。構築レベルにないクリーチャーへの支援カードですが、このカード自体のカードパワーが低いため厳しい感じがします。
>>660
様
《継承の剣》
2/2の騎士を支援。限定的な効果範囲ですが、2/2騎士はカードとしてもトークンとしても一定数存在しているのでデッキに複数種確保するのは難しくないですね。
>>661
様
《相変異》
2/2表裏を入れ替え。変異コストを踏み倒すカードで、
《犯人暴き》
に近いですね。能力の無効化、
《真珠の達人》
の使い回しなどにも利用できます。
>>662
様
《弱者の戦略/Strategies of the Meek》
1/1クリーチャーの種類分ドロー。切除コストではサイズの縛りがなくなります。
《トロスターニへの御目通り》
の存在などを考えると素のコストは2、切除コストは3~4マナ程度で適正だと思います。
>>663
様
《ターボオーガ》
2/2に速攻を付与。マナ総量が縛られているのが厳しいですね。自然なマナカーブを形成するデッキを作るのが難しくなってしまっています。コンボを形成するクリーチャーがいればコンボデッキでの利用は考えられそうです。
>>664
様
《象の木陰》
3/3支援。象がみるみるうちに増えていきます。2~3マナのクリーチャーを唱えるたびのボーナスとしてはかなりお得で、単体でも3/3を2体出せるのでリソースが尽きた後のリカバリーの役割も持てます。
>>665
様
《頑迷な棺桶職人》
2/2でなかったら蘇るクリーチャー。自身の棺桶に対する拘りがある職人です。
《戦闘態勢》
のような全体強化とサクリ台で無限コンボとなりますね。
>>666
様
《細胞分裂》
4/4のクリーチャーを
《分裂するスライム》
化。
《貪欲なるベイロス》
で大量ライフなど強力なシナジーが期待できます。
>>667
様
《神秘の軌跡》
2/2の保護。相手の立場では2/2を対象にする除去を使うメリットがほとんどなくなります。変異・変装デッキだけでなく2/2で固めたデッキでも有効です。
>>668
様
《成長過程》
1/1~6/6までのクリーチャーを順次成長。最後まで成長させるには大量の土地カードが必要となりますが、1回2回使うだけでもかなり強力で取り回しが良いですね。
>>669
様
《心酔させる指導者》
1/1を生け贄に。各効果の汎用性が高く非常に強力であるために、生け贄にできるクリーチャーに制限を設けることに説得力があります。
>>670
様
《密教の宣教師》
2/2に接死・絆魂を付与。戦闘で負けやすいサイズなので接死は特に有効ですね。変装しても素出ししても能力に大きな変化はありませんが、護法を活用したいときなどに利があります。
>>672
様
《意図的な審判》
2/2を全体除去。
《豚の呪い》
のように使えたり細かい調整が効いたりとメリットはありますが、すべてを除去したい場合は重めで相手を選ぶ感があります。
>>673
様
《死滅街の執政、アルティア+悠久なる執政、アルティア》
1/1を生け贄にして繰り返し生き返るクリーチャー。背景設定が巧妙に再現されていて説得力を感じます。除去耐性はかなりのものですが能動的な脅威になりにくいのでシナジー前提のカードになりそうです。
>>674
善乱 様
《運命を乗りこなすもの》
1/1~3/3を段階的に強化。永続的な効果で何度でも使えるのが特徴です。条件に該当するクリーチャーの幅が広く強力な全体強化であり、単体でもマナ効率は良くないにせよ打撃力があるのでトドメの一振りとなることがありそうです。
>>675
様
《小人の繁栄》
1/1をコピー。4マナで2倍、6マナで3倍にします。
《魂の管理人》
などとすさまじいシナジーを形成し、さらに2枚目の
《小人の繁栄》
とも極めて好相性です。
>>676
様
《奴隷の蜂起》
0/1を生成して参照。0/1ということで落とし子・トークンの出番ですね。参照範囲が狭く汎用性には欠けますが爆発力はかなりのものです。
>>677
シカガネ 様
《封じ込める邪術師》
1/1のETB能力等を阻止。
《封じ込める僧侶》
の亜種で、さらに除去能力が搭載されています。メインボードから活躍できそうですね。
>>678
様
《欺瞞の導き手、アレス》
4/4になったら天使化。天使を4体もコントロールしている状況はあまりないので、最初から4/4のクリーチャーとのシナジーをメインにしても良さそうです。
+
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