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2024/11/28(木) 04:05:26
対応申請
以下のフォームより、対応を申請することができます。
対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/55/635/
お待たせしました。代理ではありますが、
第32回、【通常のプレイとフラッシュバックでのプレイでは能力が異なるソーサリー】(
>>431-455
)の結果を上げさせていただきます。
全pickし、うち一つを大賞としました。
全体的に、フラッシュバック(以下FB)の利便性から考えるとコストが低めのものが多く、
バランスをつつくコメントが多くなってしまいましたが、ご了承ください。
>>432
>Recursion / 自己言及
あらゆるパーマネントをコピーできるカード。
《クローン》
《エンチャント複製》
等の複合版とも言えそうですが、
相手のエースをコピー、又は自分でコピー元を用意してコンボを狙う等、使い道の広さを考えると
トークンとはいえ通常プレイで2個、FBで4個も出せてしまうのはさすがにやりすぎ感があります。
トークンを1個にするか、対象を相手生物に限定するなどの調整が必要でしょう。
>>433
>振り子火球
《炎の稲妻》
の通常とFBのコストの高低関係を逆転させることで、コスト総計を低く抑えたカード。
通常プレイの費用対効果が低い代わりに、FBは
《ショック》
そのまま。
4マナ4点の擬似割り振り火力としても、実用レベル以上です。
若干多芸すぎる感もありますが、
《激発》
あたりと比べると、おそらく許容範囲でしょう。
シンプルながら、ありそうでなかったデザインを提示しています。
>>434
>解放サイクル
通常とFBを順にプレイすることで、最大の効果を発揮するサイクル。
墓地のカードをリムーブした数を参照しますが、
白・青・緑は相手、黒・赤は自分に使うようになっており、かつサイクルの整合性を保っているのは見事。
中でも黒の自己完結性が白眉です。
バランスでいえば、青のFBが
《禍御鳴の激憤》
に比べてかなり強めなのと、
緑が全体として相手のデッキ構成に左右されすぎるのが欠点でしょうか。
>>435
>飽和抽出
通常は
《過去の罪》
、FBは「何でも願い」+タダでプレイ。
それぞれ求める色マナがかなり異なるので、表裏でプレイするのは困難そうですが、
特にFBの方は戦況を一変させるほど強力なので、コストを調整するか、
持ってくるカードを制限したりする必要があるでしょう。
>>436
>過去からの要求/過去からの欲求
要求は
《剣を鍬に》
リメイク+
《砂漠の竜巻》
。
特に前者は、単品でカード化した場合でもかなり強めのデザイン。
後者も本家と変わらぬコストとなっているため、若干コスト引き上げが必要でしょう。
欲求はそれぞれ生贄が必要な、赤と黒のマナ加速。
それぞれ単独では標準的ですが、連続して使えば3ターン目にして7マナ粋に到達。
しかしそのためには2マナ以下の生物とアーティファクトが必要と、
簡単ではないところがバランスの妙です。
>>437
>霊魂侵食
FBつき
《食い込む疫病》
。
挙動が複雑ですが、FBの場合はライフの上限までXを指定でき、
かつライフは回復して元通りになるので、4マナでほとんどどんな生物でも除去できます。
しかも、追加でライフを支払えばコントロール奪取。FBとしては豪華すぎる感があります。
除去であることを考えれば、FBコストにもXを追加し、「X点のライフを支払う」を削除した上で
「手札からプレイした場合のみライフを得る」にすると、すっきりまとまりそうです。
>>438
>大いなる裁き
白い
《残酷な布告》
+擬似
《疫病風》
。
特にリミテッドでは強力無比であり、通常コストを2マナ程度上げてもいいかも。
色の役割からは若干外れますが、役割のわかりやすい堅実なカードです。
>>439
>意識的な死
3マナで擬似
《神の怒り》
という恐るべきカード。
そのためには先に2マナと生物1体を支払うか、共鳴者を使う必要がありますが、
生物の生け贄はノンクリーチャーデッキなら無視できます。
中盤戦でマナを残して打つためには、前ターンまでに墓地に送りたいところですが、
そうすると相手に存在がばれてしまうので、意外に扱いは難しいかもしれません。
・・・いずれにせよ、3マナ域でのラスゴ系効果投入は、もう少し慎重になるべきでしょう。
>>440
>苦悶の染み
FBつき
《精神腐敗》
ですが、追加効果のおかげで使い方に幅を生んでいます。
同一ターンに表裏プレイできれば、8マナで4ディスカード+4ライフ喪失ですが、
《機知の終わり》
に同じく、手札破壊としては重さが気になるところ。
しかし、別々でもリミテッドなら十分使い出があり、バランスもとれています。
《精神攪乱》
と組むとなかなか美味しいのも◎。
>>441
>弱き者への手
FB専用呪文。ウィニーへの強力なバックアップとなります。
特にエクステンデッドなら、ウィニー向きの共鳴者も多いので大活躍する他、
むしろ自分のライブラリーを削って落とし、コンボにつなげるのもあり。
効果の大きさから4マナは軽すぎな気もしますが、墓地に落とす手間もあるので妥当な所でしょう。
※お題から外れていますが、今回は不問とします。
>>442
>Bankrupt Taxation/税制破綻
基本土地限定の
《ハルマゲドン》
と、
《ハルマゲドン》
そのものが共存するカード。
ただ前者は、自分と相手のデッキ構成によりハルマゲドンよりも強力に成り得るので、
単純な下位種と上位種の関係では決してなく、同一カード内に落とし込むのが難しいところ。
前者はアドバンテージ確保、後者は序盤のボード固定が役割なので、
私ならむしろ前者を6マナ、後者を4マナとするでしょうか。
>>443
>天使の復讐
《獣群の呼び声》
を連想させる、シンプルで小回りの利くトークン製造呪文。
獣群より一回り重いですが、後発のトークンのがっちりさが心強いです。
強すぎず弱すぎず、好感の持てるデザインです。
>>444
>シュラゴンサイクル
いずれも通常・FBともに1マナ、しかも効果として1マナ生み出すので、実質0マナのソーサリーサイクル。
マナを生み出すのはメリットにもデメリットにも成り得るのはさておき、
青・赤・緑がオーバーパワーぎみな気が。
イメージを湧かせづらいので、カード名と内容を連関させるともっといいかもしれません。
>>445
>取り寄せ
通常プレイは、
《喚起》
の変形版。
多色化し戻せるカードに条件をつけることで、2マナという軽さになっています。
リアリティを期すなら、赤はソーサリー、白はエンチャントかアーティファクトのみにした方が
収まりがいいかもしれません。
FBは緑なら何でも持ってこれる願いですが、通常プレイの有用性からすると
さすがに強すぎでしょう。どちらか、或いは両方のコストを引き上げるのが妥当です。
>>446
>獣群の慈愛
通常・FB共にアドバンテージを失いますが、
FBの方は、
《不屈の部族》
のような1マナ共鳴者がいれば、1ターン目に3/3を召喚可能。
それでも
《猿術》
の融通性には劣るので、
お題上ソーサリーになっていますが、インスタントとしたいカードです。
>>449
>マナの起源
5色の魔除け、或いは
《Who+What+When+Where+Why》
の変種。
魔除けや分割カードの場合、それぞれの効果は単品の場合より弱めに設定されますが、
これは弱めどころかキャントリップつき。
しかしFBでしかプレイできず、墓地に置く手間があるので妥当なバランスでしょう。
軽めの共鳴者が豊富な環境なら、あらゆる多色デッキに入りそうなカードです。
※お題から外れていますが、今回は不問とします。
>>450
>墓地の手
黒の汎用除去にして、なんと0マナでFB。
FBの場合、墓地にいる生物と取り替える形になりますが、
相手のフィニッシャーを阻止するには軽すぎるコストでしょう。
墓地が空の序盤に共鳴者経由で打てば、デメリット無しで相手生物を除去することも可能。
後者の使い方を生かすなら、「パワーが3以下」などの制限を加えるとバランスがとれそうです。
>>451
>「○○と××」サイクル
通常とFBを同一ターンに使うと最大効果になるサイクル。
特に青は、
《空民の助言》
の上位互換ながら、完成度の高いデザインです。
しかしながら、赤と黒が汎用除去として便利すぎるのと、
赤の最大効果が、自生物向きの場合突出して弱いこと、
緑が唯一サイクルから逸脱し、FBコストが融通性に比して軽すぎなのが気になりました。
>>452
>試技/Trial Technique
《森の力》
に似ていますが、FB時は
《装飾ゴーレム》
や烈日のように効果を向上させられます。
X=1?2で使う場面が多そうですが、通常プレイが実用レベルであることを考えると、
FBはもう少し重めでもいいでしょう。
序盤に達成しづらい烈日能力を、FBに持ってきたアイディアは見事。
さりげなくダークスティール化する能力も、
《神の怒り》
等とコンボ可能です。
>>454
>二重サイクル
通常プレイするとFBできなくなるという、FBの概念からすると異端のデザイン。
共鳴者ありきの性能なので、
《ワームの咆哮》
よろしくFBの費用対効果は高くなっていますが、
「カード2枚分の働きをする」可能性を完全に捨て去ることで、通常モードの性能も高く保っています。
しかし、通常モードがFBの2倍もの効果を持つのはやや行き過ぎでしょう。
数値的な改善点はありますが、興味深いデザインです。
>>455
>循環式
生物1体を恒久X強化+除去。
どちらも有用ですが、それぞれの性能は一般より低めなので、バランスは○。
序盤は共鳴者経由で除去に、終盤は表裏で使用し戦線の後押しをしたいところです。
難を言えば、青は生物強化の色ではないので、色役割を考えると外す方がいいでしょう。
最後に大賞授与。
今回の大賞は、若干オーバーパワー気味ながら
キッカーや烈日的要素をFBに落とし込んでストイックに仕上げた、
壁さんの
>>452
>試技/Trial Technique
に差し上げたいと思います。
Congratulations!
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