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2024/12/21(土) 22:12:14

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【球形】全カードレビュー

今回はイラストに「球」形のものが含まれるカードでした。
実在のカードでもよく登場する天体、鉄球、眼球に人気が集中していましたが、現実の球技など実際のMTGでは見られないカードも多かったですね。

では見ていきましょう。

>>487 マザー 様 《月の人工衛星》
衛星の人工衛星。多機能で強力な土地ですね。デザインの意図がよくわからなかったです。

>>488《デーモン・コア》
有名な科学実験に使われた球体。秘本系アーティファクトです。実験から得られる知識は膨大ですが一歩間違うと大ダメージです。

>>489《果樹園の収獲》
果実。確か丸っこいものが多いですね。《裕福な亭主》に近い性能ですが、インスタントになったことでカードパワーが向上しています。

>>490《決死の蜂球》
ミツバチの戦闘方法より。大きな球を作るほど与えるダメージも大きくなります。ミツバチ側の犠牲も大きい技であることが生け贄コストで表されていますね。

>>491《全ての太陽の黄昏》
夜明けもあれば黄昏もあります。5色を参照した除去は珍しいですね。全体除去としては心許なく、複数交換を取れるかどうかも不安定で5マナのソーサリーとしては少し弱いと思います。

>>492 肉じゃが 様 《ヨーグモス、スラン帝国を侵略する》
ファイレクシアとスランの戦い。ファイレクシア人への改造とスランの荒廃が表されています。即効性はないですが2マナで2体のクリーチャーを対処できるのはかなりのパワーです。

>>493《ボール》
ボールの精霊。《火花の精霊》《ボール・ライトニング》の中間の性能です。《火花の精霊》と違い2マナ4点ダメージはなかなかの性能なのでバーンデッキでは選択肢に上がるでしょう。

>>494《解体する鉄球重機》
鉄球クレーン。マナ・コストも搭乗コストも重いですが一撃で土地を根こそぎ持っていきます。コストが二重になっていることで踏み倒しを困難にしていて一方的なゲームの発生が防がれていますね。

>>495《鉄球ぶつけ》
鉄球投げ。生け贄が必要な代わりに高威力なタイプの火力です。装備品やオーラは積極的に生け贄にしたいカードが少なく、見た目以上に運用が大変そうです。

>>496《最高都市フュリオーン》
ドーム都市。人間がロボットを作り、ロボットが次の都市を作ります。パーマネントがひたすら増え続けることを利用したいですね。《対立》など色々と方法が考えられます。

>>497《ブラックホール》
大質量の天体。10個の土地を圧縮して作ります。強力なリセットですが条件が厳しすぎるのでまともに運用することはおそらくできないでしょう。

>>498《ドッジボール》
球技。クリーチャー1体を外野に追放します。白らしい効果とフレーバー性を持ち、倒せば内野に戻れるというルールをうまく落とし込んでいます。

>>499《突撃アルマジロ》
アルマジロ。各種の能力で硬い装甲と転がりが表されています。呪禁カウンターは装甲の引き継ぎを表しているのでしょうか。緑らしく、実用性も高いものとなっています。

>>500《雪だるま》
転がして巨大に。雪だるまというよりは雪玉っぽいですね。成長速度は凄まじいですが砕け散ってしまうので1回しか攻撃できません。

>>501《転がりくる巨岩》
角が取れた丸い岩。攻撃反応系の罠で、扱いやすい全体除去です。自分のクリーチャーも巻き込まれる可能性がありますが、コスト的にはむしろ生きているケースがあるだけで大儲けです。

>>502《画期的な飛行装置》
風船によるファンシーな飛行装置。飛行者がいなくなると空の彼方に飛んでいってしまうという描写の能力への落とし込みが良いですね。

>>503《ダークスティールの真球》
破壊不能球。投げつけることのダメージよりもマナ能力が強力で、とどめの一撃や緊急時以外にはあまり投げたくないですね。

>>505《フラクタルの三次元的座標に対する球体的空間把握からのアプローチ》
なんだか名前の長いカード。これのトークン以外に生物をコントロールしていて、土地の数+P/Tが平方の生物のパワーの最大値≧生物の数であればドロー可能です。

>>506 通りすがりのジョニー 様 《モンスターボール》
アイデアが既存の何かに似てしまうのはよくあることです。白らしい部分と赤らしい部分がうまくシナジーしていますね。自分のクリーチャーのETBを延々使い回す目的でも使えます。

>>507《神龍の宝珠》
7つ集めるとどんなカードでも唱えられる球。集めきるまでのディスアドバンテージが激しく、実用に耐えきれないと思います。球集めを補佐するカードが欲しいですね。

>>508《久遠の闇からの接近》
次元が球体であるであろうことに着目したカード。テンポとカードの両方のアドバンテージの損失を相手に押し付ける強力な効果です。

>>509 八三五 様 《ばくだんおにぎり》
ダブルミーニング。かやくもダブルミーニングです。《庭師エラノール》などで食物シナジーを狙っていくデッキで採用しやすい火力です。

>>510《タンクのノーム》
《ボトルのノーム》デメリット付き上位種。大幅に大容量化しています。現代の苛烈な戦闘に十分に耐えられる高スペックになっています。

>>511《満月の夜》
月と狼男。《捕食》の上位互換です。古いイニストラードのカード風で、現代のカードとして登場するのであれば昼夜メカニズムを扱うカードになりそうです。

>>512《太陽賛美》
太陽と妙なポーズの祈り。信心デッキでなければややパワー不足で、信心デッキである場合は非パーマネントの枚数は減らしたいので入るデッキの幅が狭そうな感じがします。

>>513 そら豆 様 《感電のひらめき/Inspiration with Shock》
球場のプラズマ。赤流の「占術Xとカード1枚を引く」のような能力です。衝動的ドローの可能性を広げる新しいアイデアがある一方、コストと効果のバランスのまとまりはあまり良くないと思います。

>>514《ジェネリックビホルダー/Generic Beholder》
ビホルダー。そもそも自社版権でコラボで登場可能なことが示されているので小技を使う必要性がないのですがその点も含めてオリカらしいとも言えます。

>>515《蔦と活力の聖球》
魔法の玉。マナ・アーティファクトであり、高効率のトークン生産機、全体強化も可能と強力さが詰め込まれています。

>>516 ねころぶいぬ 様 《サッカーボール》
球の蹴り合い。殴り合うと激しくダメージが飛び交いゲームが高速化します。殴り合わなかったとしても1マナ3点+攻撃への牽制で十分な効果ですね。

>>517《砲丸》
鉄球。毎ターン繰り返し使える除去というだけでも強力ですが、警戒持ちと組み合わせることで更に強力です。パワーが4以上への装備は打点は下がりますがタフネス4以上を除去したいときに効果的です。

>>518《鉄球と鎖》
こちらも鉄球。増刊号で指摘がありましたが《空の縛め》ですね。異なるモチーフを表したカードであれば同型再販でも良いと思います。天使に装着するイラストなどが似合いそうです。

>>519《流星群》
流れ星。制御不能な自然現象です。対象が無作為のため扱いにくく、コストに対する効果も大きくないためこれを採用したいことはほとんどないでしょう。

>>520《第四王子、ツェリードニヒ》
眼球コレクター。高い戦闘性能、高い除去耐性、墓地対策、マナ能力と能力がてんこ盛りです。全体的に黒の領分を少し逸脱していて2色目を加えた方が自然な仕上がりになりそうです。

>>521《完成化の宝球》
魔法の玉。堕落能力を2つ持ち、達成時は0マナ1ドローのマナ・アーティファクトという前代未聞の強力カードとなります。毒の利用が増えそうですね。

>>522 善乱 様 《ミラーリの再設計、エルーリ》
今度はアーティファクトとパワーストーンをコピーするミラーリ。パワーストーンと相互に相性がよく、コピーに必要なマナをパワーストーンから調達できます。

>>523《虚月》
こちらも虚月。アーティファクト停止機能とマナを溜め込む機能が直接的に表されています。《無のロッド》よりも単純に強いですね。

>>524《目を奪う》
眼球。最近は作られることが稀になった対象変更カードです。眼は希少種族ですがこの手のカードの常として多相に対して有効に働きますね。

>>525《月の眼計画》
こちらも眼。《ヨーグモスの行動計画》系のエンチャントで、制限がなく相手の墓地からもプレイ可能ですが手札は使えなくなります。《ヨーグモスの意志》の初期案に似ていますね。

>>527《宵闇の眼のベラルダ》
またまた眼。タップ状態のクリーチャーに-2/-2の強烈な修整を与え、長期間拘束します。パワーを2下げた上でブロックすることで6/5まで一方的に倒せます。

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私が考えたカード

二重殻 (1)(緑)
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンター1個と盾カウンター1個を置く。

イラストにはクリーチャーを保護する球形の魔法の殻が二重に描かれています。

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