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対象	http://forum.astral-guild.net/board/21/204/528/ お待たせ致しました。それでは第69回のPick結果を発表したいと思います。 ************************************************************************* 【第69回お題 : 手札にあるとき効果を発揮するカード】 ************************************************************************* ■【評価基準】■ 今回の評価基準はお題通り、『手札でこそ真価を発揮しうるカードであるか』です。 場に出しても使えるが、手札でこそ使いたい、ずっと抱えておく事が強みになる、 そのような能力・フレーバーに重きを置いて評価しました。 誘発型能力によるテキスト不備についての問題ですが、初期の段階からその内容について 増刊号で御指摘が上がっていましたので、今回はそのミスも含めて評価する事にしました。 今回は通常Pickとさせて頂きました。以下評価です。 ◆【入賞】◆ >>416　LS.様　《つかの間の切り札》 あの悪名高い《星の揺らぎ》も《ブルードスター》もこれ１枚で打ち消せ、更にキャントリップまで付いた優秀なカウンター！　な訳はありません。 しかし手札にあれば、その身に纏うは万色万様の衣。色指定の公開、ピッチスペルのコスト支払いは勿論、なりきり壮大なんて事も出来ちゃいます。 全てであるが故に全ての手札対策に引っ掛かりますがそこは御愛嬌。当に『手札でこその切り札』を体現したデザインを評しての入賞です。 >>422　名も無き者様　［七曜サイクル］ 珍しい７枚サイクルです。日曜日の対戦で《死せる願い》から［月］をサーチして予見しては相手を精神的に追い詰め……とそんな戯言はさておき。 １枚制限である事で絶妙なバランスがとれています……が、やはりサーチと合わせると強いですね。然るべく組めば［金］での勝利も夢では……？ 各々の名前と、それに対応した色と能力の兼ね合わせには目を瞠るものがあります。その珍しく巧みなフレーバーを評しての入賞です。 >>445　横田の倉庫３様　《影無者》 彼は影無き者にあって影の武者ならず。故に戦場にその姿を曝す事無く、その魂と替え玉に仲間の命を守る、陰のボディーガードのような存在です。 黒には珍しい守り向けのカードで、地味ながらも計算狂わせとしては十分な強さ。《審判の日》や接死などと上手く絡めれれば彼の魂も浮かばれます。 無論リミテッドでもコンバット・トリックの強さは知れたもの。その名前とピッタリのデザイン・フレーバーを評しての入賞です。 ●【準大賞】● >>400　名も無き者様　《道化の忍者》 殆ど全ての機能を自己完結させてしまうスゴイ忍者。せかせかと働く癖に、その目的は他のクリーチャーのお膳立てというのが実に『道化』。 その軽い忍術コストを活かして序盤から使って行くのであれば、失ったボードアドバンテージを十分取り戻せるだけのクリーチャーと共に。 また予見を活かせば、コントロールにおける自身でのクロック刻みや、安全なフィニッシャー通しとしても使えたりという万能極る１枚。 やってる事だけを見れば「お前は本当に忍者なのか」と問いたくなるでしょう。その高い汎用性と面白いフレーバーを評しての準大賞です。 >>431　森緑様　《寄生の変わり身》 久しく耳にしなかった「増幅」ですが（どんな能力だったか調べ直しましたとも）、これはそれを非常に上手い形で組み合わせた秀逸な１枚です。 コストの安い《進化の中心、ノヴィジェン》のような感覚で使え、エルフ等の同族で固めたデッキであれば洒落にならない強化カードとしても。 基本的にこの手のカードは２枚以上来ると無駄になるものですが、これは全く無駄にならず、却ってその強さを増すという優秀さも持っています。 多相、予見、増幅と、こんなにも上手く作用し合う能力もあるのかと感心しました。その無駄のないシナジーとデザインを評しての準大賞です。 ★【大賞】★ >>395　白砂青松様　《沐浴する淫魔》 その聖なる湯浴み場を覗いた者には、不可避の罰を当てられるのがお約束。……叡智ある者は自制せよ、我が身に痣を作りたくなければ。 激烈なアンチ・デュレス系統の能力を持つ悪魔。最序盤からの３点、あるいはそれ以上のロスの可能性ともなれば、相手は迂闊に撃てなくなります。 また、対策だけなら色を選ばずに使えるのも強力で、色が全く合っていないのにサイドに４枚積みといった、スクイーの如き奇妙な事態にも。 一クリーチャーとして見ても十分な性能を誇るので、色が合うデッキならメインから腐る事なく攻め手として使っていけるのも高評価です。 手札の非公開性を護る、守護神ならぬ守護悪魔といえるでしょう。そのデザイン・フレーバーの秀逸さを評して今回の大賞とさせて頂きます。 ●【特別賞】● >>398　へたれ騎士様　《アレクサンドリアの司書》 積年のライバル(?)たる《巻物の君、あざみ》よりも地味にパワーが高いです。流石は最古にして最高の図書館の司書、といったところでしょうか。 そんな業でも伝説ではないので、複数人が入れ代り立ち代り勤めているものと察します。総動員時の本の貸し出し量は半端ではなさそうですね。 普通に出すよりも、やはり手札破壊の対抗策として構えておきたいところです。尤も誘発型能力なので、機能するかどうかは怪しいですが…… 青が濃いコントロール以外のデッキでは使い辛いのがちょっと欠点。個人的に好みのフレーバー、という事で特別賞とします。 ■【総評】■ 御意見・御指摘は増刊号によろしくお願いします。 今回も意外と難しいお題でしたね……前回よりは、と思ったのですが。申し訳ありません。 今回はテキストミスの投稿が数多く目立ちましたので、拡大解釈無しという少し厳し目の評価を採りましたが、 これも皆様の今一度のルールandテキスト確認、延いては更なる良作品の投稿に繋がれば、と思います。 余談として、少々異例ですが、今後私が予定しているお題を挙げておきます（※何時、どのお題を発表するかは未定です）。 　・来年の干支である『寅』に関するカード　←　次回予定 　・《予言》のバリエーション(名称仮) 　・『取引』に関するカード 　・多人数戦で真価を発揮するカード 　・友好色と対抗色の関係が逆転したカード 前オリエキスレのお題候補の中から、個人的にやってみたいと思ったものも採用させて頂いてます。 他のPicker様のお題リクエストの採用状況や、新しいリクエストの追加次第ではリストに変動があるかも知れません。 製作期間が一週間では短い、とっておきのオリカを作って投稿したい、という方は是非参考にして下さい。 では、見事大賞となりました白砂青松様の御名前と御投稿作品は>>3に記させて頂きます。 以上、第69回のpick結果発表でした。
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