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2024/12/22(日) 18:31:00

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【タップ状態で戦場に出る/出す効果】カードレビュー

今回のお題はタップインでした。
自身をタップインさせる土地などでは多用されていますが、あまり掘り下げられていないデザイン領域だと感じています。
公式のカードでは去年登場した《海中の侵略者》がシンプルながら非常に新しいカードだと思いました。
では見ていきましょう。

>>259《神聖な宝珠》
0マナで出すことができるマナ・アーティファクト。状況に応じて大きな量の回復や継続的な回復をこなすことができ、ライフシナジー系のデッキと極めて相性が良いカードです。

>>260 マザー 様 《歴史に刻まれる者》
基本でない土地をタップインに。コントロールデッキに対しては土地を縛る効果が、アグロデッキに対しては全体火力能力が刺さり、1枚で色々と対策が可能です。

>>261 Nishi 様 《小路の袋》
PW1体を縛り付ける罠。マナはかかりますがその時々で1番縛りたいPWを対象にできるのが強みですね。

>>271《原点回帰》
基本化。「基本でない」を条件とする多くの土地対策を回避することができます。安全に土地を伸ばしたいデッキに適していそうです。

>>272 肉じゃが 様 《粘液の海》
同名カードが複数枚そろうと強化されるオーラ。狙って3枚揃えるのは難しそうですが、単体でも十分な効果が見込めるので自然に揃うのを期待してもよさそうです。

>>288《ぐるりん》
転ばせ。同じ1マナの《雲隠れ》と比較すると相手のパーマネントも対象に取れる代わりに誘発型能力が誘発しないためETB能力の使い回しはできなくなっていることに差異があります。

>>289《戒める僧侶》
なんでもタップイン。何をタップインさせるかある程度は選べますが、なかなか重い枷です。護法持ちで除去しにくい点も含めて強力です。

>>293《でこぼこの荒野》
クリーチャーをタップインさせる土地。ただし擬似的に1マナを支払う必要があり、効果を受ける側は1マナでそれを回避できます。速攻持ちが出そうなターンを読み切って使いたいですね。

>>302 善乱 様 《危機読みの助っ人》
戦闘に加勢するクリーチャー。タップ状態で戦場に出ることを攻撃中と読み替えたフレイバー的な効果ですね。標準的なスペックを持ちながら高タフネスの突破に一役買うことができます。

>>355《スクラントン現実錨》
某創作コミュニティより。現実を変えることを防ぐアーティファクトです。コスト・起動コストともに重く、取り回しがあまりよくなさそうです。

>>373 ねころぶいぬ 様 《道を塞ぐカビゴン》
《亡霊の牢獄》付きクリーチャー。コンスタントにアンタップすることができれば攻防ともに非常に優れたカードとなります。反復などが特に好相性です。

>>401《溺愛された王子》
《魅了された者、アリリオス》の亜種。ただしフレーバー性はかなり異なっています。自立心が芽生え立ち上がる様がアンタップで表されています。

>>402《暗殺者の薬包》
2回使える-1/-1修整。タップインなので-2/-2にはできません。しかしこれは-2/-2修整が可能であった方が面白かったかもしれませんね。

>>403《眠る番犬》
1マナにしてパワー5。相手が攻撃してなおかつ40%前後の確率で当たりを引くとアンタップします。単体では効率の良いカードではないですが、他のアンタップ手段と併用すると大化けしそうです。

>>404《未踏の楽園》
手札からプレイできない制限のある5色土地。フェッチランドなどと好相性です。いざという時のために捨てる手段も用意しておきたいですね。

>>405《突破の丸太》
調節可能な《心魂破》。最後のひと押しに使うことがほとんどで役割としてはほぼ同じでしょう。タップインによって丸太の重さが表現されているところがワンポイントです。

>>406《森林跨ぎ》
超ハイリスクハイリターン。土地の生け贄をやたらと要求してくるのは昔のカードっぽいですが十分に見合った強さがあるところは今っぽい調整ですね。

>>407《大名行列》
日本ネタ。神河を舞台にしたセットに登場しそうな雰囲気がプンプンします。「平伏させる」というフレーバーの表現がとてもよく表現されていると感じられました。

>>408《深い眠りの悪魔》
扱い難いファッティ。生け贄シナジーと噛み合った時の動きは強力ですが、生け贄シナジーに寄与しないカードでもあるので挙動がピーキーです。

>>409《境界線の宝石》
マナ加速しないマナ供給源として使う選択肢を備えたマナ・アーティファクト。代替コストを選んだ時の効果は《アゾリウスの大法官庁》などの土地に似ています。

>>410《新進気鋭の探検家》
二重マナ加速。2マナで2/2を出しながらマナ加速はかなり強いですね。死と引き換えに宝物にたどり着くのが皮肉的です。

>>411《造成地》
土地の入れ替え、もしくはETB能力の再利用。かなり変わった挙動の土地です。タップインを活かすため《精力の護符》を組み込みたくなりますね。

>>412《羽休めの天使 》
2マナ3/3飛行のハイパフォーマー。ライフを得る条件は比較的容易く、然るべきデッキであれば殴り続けることが可能でしょう。

>>413《隘路》
速攻封じ。アンタップしているだけでよく、攻撃クリーチャー指定ステップの後はタップしてマナを使ってもいいので経済的です。

>>414《黄金の開拓地》
5色土地。自分の土地がタップインになりますが代わりにこれがアンタップするのでデメリットになっていないですね。2枚並べると《不屈の自然》がフリースペルに。

>>415《噴火口》
X火力でもある土地。この手のカードは呪文(疑似呪文)部分のスペックが低めになるのが常ですがこのカードはフルスペックです。おそらくこういったカードが実際に作られるときには数段階弱くデザインされるでしょう。

>>416《稲妻の岩山》
《ボール・ライトニング》化する土地。土地でライフを削れるのは無駄がなく喜ばしいところではありますが、あまりにも無駄がなく強すぎるために実現可能性が低いカードだと思います。

>>417《ウルザの双眼鏡》
《洞察のランタン》のようなカード。互いのライブラリーの一番上を覗き見します。カードを1枚使うことに見合った効果がなく、近現代では作られなくなったタイプのカードです。

>>418《マスターキー》
1度きりの総攻撃。《Runed Arch》のリメイクですね。コストが軽くなり条件もなくなりすっきりしています。

>>419《無限への扉》
《空虚への扉》と同じ起動コストを持つカード。勝利までの手順がやや迂遠となりましたが多人数戦ではこちらの方が有利なことも。

>>420《氷床》
《領事の権限》系のカード。ブロッカーが排除される恩恵をより受けられる白の方が嬉しい効果で、青では効果を活かしにくいかもしれません。

>>421《未練ある肉体》
緩めの条件で何度でも戻ってくるクリーチャー。《どぶ骨》をイメージしていた形跡がありますが条件は《屑鉄場のたかり屋》に近いですね。

>>422《ネビニラルの球体》
《ネビニラルの円盤》リメイク。円から球へ。もう1段階進化するとトーラス体になりそうです。

>>423《スロースターター》
様々なパーマネントを無力化。土地やPWは如実に影響を受け、多くのクリーチャーやアーティファクトもちょっとした被害を受けます。

>>433《蘇生の伝説》
伝説限定とはいえ僅か1マナで先置きできるクリーチャーの保護。《蘇生の伝説》の亜種ですね。

>>435《のろまなクローン 》
タップ状態でクリーチャーをコピー。元祖《クローン》は4マナという重さがネックになり使い難いところがあるカードですが、3マナのクローンには可能性が感じられます。

>>439《間延びした声》
どちらもタップイン。合計パワー4かつ飛行パワー3はリミテッド級としては及第点となるスペックですが、タップインのデメリットが響くことも多そうです。

>>440《むら気な薬術師》
ドローor火力。毎ターン2枚ドローも土地以外のカードが除去になるのも驚異的ですね。強すぎ感があります。

>>442 八三五 様 《足削ぎの蜘蛛》
速攻対策。地面に罠を張る蜘蛛でしょうか。到達も持っていなくMTGのカードとしては異例で独特の雰囲気があります。

>>443《ハンデキャップ》
マナ総量が低いほどハンデを負わせるエンチャント。6マナクリーチャーは軽くなった上に速攻を得られます。相手の5~6マナクリーチャーに先に殴られそうなのが怖いところです。

>>448《厳重な金庫》
厳重すぎて4ターン後にようやく手に入る財宝。普通に使うと《睡蓮の花》以上の待ち時間となります。

>>449《造花》
変則的な2マナのマナ・クリーチャー。土地でもクリーチャーでもあるという点は《創発的配列》に近いですね。

>>475《奇襲隊》
相手にタップインのトークンをプレゼント。次のターン以降は攻撃すると相打ちになります。《ゴブリンの鎖回し》のようなカードで効率よく粉砕したいですね。

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今回すべてのカードのレビューはしていません。
ご了承ください。

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「私が考えたカード」のコーナー

貿易港
土地
貿易港はタップ状態で戦場に出る。
貿易港が戦場に出たとき、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、次のあなたのターンまで、対戦相手がコントロールしている土地はタップ状態で戦場に出る。
(T):(白)か(青)を加える。

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