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2024/11/28(木) 09:05:12

対応申請

以下のフォームより、対応を申請することができます。

対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/110/369/
“…であるかのように”

本来的にはその性質(「《精励する農場労働者》というカード名である」「飛行を持っている」などの特性や、「ブロックされている/いない」などの状態など)は持ち合わせていないのだが、“指示されたある行為において”は、その性質を持っているように扱うという場合に使われる語。

期間や領域が限定されていても、それが“行動を問わず必ず”何かであると扱われる場合は、ただ単に「…である」と書かれるのが普通。何においても無色として扱われるのなら、本当に無色なんだろう、《幽霊火》は。

たとえば《精励する農場労働者》では、「《筋力急伸》である。」としてしまうと本物とカード名が重複することになり、《ロボトミー》でややこしいことになったりデッキ構築の4枚制限はどうなるのやらと混乱したりとひどいことになる。だから、「《筋力急伸》の効果で枚数を数える時」のみ、《筋力急伸》とみなすという書き方になっている。“何かそのものである”と、無制限に性質を持たせてしまうと大混乱を引き起こす可能性がある効果を作りたい時に使われるわけ。

それだけに使用には注意が必要で、特に“どんな行動に対して扱いを変えるのか”ということをしっかりと説明しなければ途端に混乱の元になる。かつて《ヨーグモスの意志》は、「あなたはあなたの墓地にあるカードを、“あなたの手札にあるかのように”プレイしてよい。」と書かれていたため、「手札にあるんだからサイクリングをプレイしていいのか?(×)」「《パリンクロン》をプレイしたら手札からプレイしたことになって土地は起きるのか?(×)」と混乱を起こした。

というわけで、本来の“…かのように”は、“そのようにみなす特定の行動”を指定する必要があるのだが、今回の出題者であるサミュエルさんがその辺りを不問としてくださったので、“印刷される内容では表現できない特性を持たせているカード”というくらいで考えればよいのかと思う。

(ここから独り言)
“…かのように”の殆どはブロック関係のコンバット・トリックだからなぁ…“特性”限定だとスーパートランプル(ブロックされていないかのように割り振る)は不可になっちまう。まだ少し時間あるし、“特性”限定もゆるくしてもらえんものだろうか…
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