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2024/11/28(木) 06:06:53
対応申請
以下のフォームより、対応を申請することができます。
対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/216/301/
そこは闇に覆われていた。
深く、昏い。
光もなく、音もない。
しかし。
たしかに彼らは存在していた。
そこは墓場だった。
生まれてきて、そしてそのまま放置された存在の山。
誰にも祝福されるされることなく。
誰にも愛されることもなく。
誰の手にも取ってすら貰えなかった存在たちの成れの果て。
彼らはただそこにいるだけだった。
長い年月を経て、何層もの埃をかぶり。
そしてそのまま忘れ去られる運命を緩慢に受け入れていた。
そこに、一つの声が静寂を破る。
まるで鏡のような水面に羽がゆっくりと落ちるかのように。
「オレは・・・なぜ生まれてきた・・・?」
たった一つの疑問。
たった数秒の空気の振動。
だがそれは墓場に存在する全てのものに波紋のように伝播した。
なぜ。
なぜ。
なぜ。
誰にも祝福されず、誰にも愛されず、誰の手にも取ってもらえなかった。
なぜだ?
それは存在する価値がないからだ。
ならばなぜ存在している?
それは生まれてきてしまったからだ。
「それならばなぜオレたちは生まれてきた!?」
その時だった。
完全な闇に満ちていた空間に一条の光が差し込む。
彼らは何が起こったか理解できなかった。
今までに包まれたことのない手のひらのぬくもりの中で声が響く。
「キミたちの物語を始めよう」
果てしなく深い闇の淵から。
紙束たちは二度目の産声を上げる。
自分たちの物語を始めるために。
神と呼ばれた存在を見返してやるために。
そして何よりも・・・・・・・・救われるために。
種別
A-1.無意味な連続投稿
A-3.業者による広告
A-4.マルチポスト
A-5.フォーラム違い
B-1.内容の無いスレッド
B-2.MTGと無関係
B-3.悪質な誹謗中傷
B-4.個人情報の公開
X.その他
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