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2024/11/08(金) 20:05:51

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【おまけ付き単体除去】カードレビュー

今回は単体除去になにかが付いてくるカードでした。
シンプルなカードの投稿が多く、MTGのデザイン領域がまだまだ尽きていないことを感じましたね。
では見ていきましょう。

>>144《燃え上がる魂》
X火力とクリーチャーの召喚。X部分がフリースペルかのようになり、実質的に2マナ火力として扱うことができます。2マナで5点、6点というダメージになるのでお得です。

>>145《次世代の糧》
除去とマナ加速。墓地に土地が落ちていればカード・アドバンテージも稼げます。効果範囲が広く、マナとカードのアドバンテージを広げる高テンポカードで非常に強力です。

>>146 肉じゃが 様 《予想外の激流》
フリースペルのバウンス。色対策カードでもあり、条件を満たすとマナ加速をします。公式のカードでも青に限定的なマナ加速を与えようとする動きがたびたびありますがこういった形も面白いですね。

>>147《磔の石》
《払拭の光》系エンチャントでドレインのおまけ付き。追放の対象を後から変更したり任意のタイミングでドレインしたり自分のクリーチャーを明滅したりもできます。機能が多角的なカードです。

>>148《道連れ》
《納墓》して墓地からパンチ。独特な挙動のカードです。《残虐の執政官》などリアニメイトに用いたいクリーチャーは概ねパワーが高いため好相性です。

>>149《侵略者への睨み》
2点回復と攻撃禁止のおまけ効果付き除去。大幅に時間を稼ぐことができます。ただし単体除去としてはかなり重く、稼いだ時間で何かができるデッキでの運用が前提となりそうです。

>>150《掠取》
《撲滅》系除去。追放したカードを唱えることができます。大量のアドバンテージを獲得できるため1枚で形勢が大きくゆるぎますね。コンボにもミッドレンジにも強そうです。

>>151《本質の簒奪》
除去してキーワード能力を奪取。斬新です。必ず奪える状況となるわけではないのでコスト設定に関してはもう少し軽い方が良いと思います。

>>152《星送り》
除去してライフを回復。アン・ゲーム用カードだと思われます。アンと言えども成長に限度がないのは行いにくい試みだと思います。

>>153《かんらん石の凝視》
除去して宝物を生成。2マナでは相手に2個、3マナでは互いに1個ずつ、4マナでは自分が2個生成するという各マナ域に相応しい効果となっています。

>>154《厳格な処罰》
除去して悪事を禁止。除去や打ち消しを恐れずに行動できるようになります。互いに干渉し合うフェア・デッキ同士の対決で良い感じの効果を発揮しそうです。

>>155《目の前での制裁》
2体除去。ソーサリータイミングとはいえ3マナで2体を除去する破格の効果です。黒いデッキやアーティファクトデッキ相手でも1体は除去できるため最低限の効力があります。

>>156《屠畜》
食物付き除去。《パイ包み》リメイクです。相手のライフを気にしないデッキであれば上位互換に近いですね。

>>157《泣きっ面に蜂》
除去してトークンを生成。インスタントタイミングで接死持ちトークンが出るので2:1交換が可能です。《貪欲なチュパカブラ》にも近い性能ですが全体的にパワーアップしています。

>>158《時空のひずみ》
バウンスして占術。Xの値が大きいほどクリーチャーは遠くに埋め込むことができ、占術も強化されます。対称性に面白さがあるデザインで、X=0で使っても強力で取り回しがよくなっています。

>>159《門番を打ち破れ》
除去してダンジョン探索。クリーチャーをダンジョンの門番に見立てたフレイバー色が強いカードです。ダンジョン探索はドローの半分程度の価値だと思われるのでカードパワー的にもちょうどよいところかもしれません。

>>160《進軍の狼煙》
ソーサリー火力に全体強化がついたカード。抱き合わせたことで非常に大きなダメージ源になっていて、ブロッカーを排除してもプレイヤーに打ち込んでも強力です。

>>161《燃料入れ》
置物を破壊してエネルギーを獲得。《帰化》の上位互換の多くは受動的なカードですが、このカードは相手への妨害をすると同時に自分の手を進めることができるのでよりパワフルです。

>>162 Nishi 様 《迷い道》
ランデスとマナ加速。今までのカードとは異なる方法で相手と2マナ差を付けます。《爆発的植生》などと比較するとカード・アドバンテージは稼げませんが、土地をトップバウンスする効果はタイム・デストラクションを発生させるので《すき込み》同様ハマった時の強さが尖っています。

>>163《貫く矢》
本体にもダメージが入る火力除去。対象がいないと使えないので安定せず、飛行対策は他の効果と抱き合わせになる最近の傾向から見ると珍しいカードです。

>>164《ガラクタ漁り》
ジャンクを生成して除去。ジャンクを諦めれば3点ダメージとなります。カード・アドバンテージを得ながらの除去は2マナとしては破格の効果ですが高速環境ではタフネス2を除去するために2マナを費やすのは遅すぎるきらいもあります。

>>165《球雷の雨》
土地破壊と《ボール・ライトニング》。意外な組み合わせです。《溶鉄の雨》以上のダメージ源であり、アグロデッキでの採用が考えられます。

>>166《物量作戦》
トークン生成とダメージ系除去。近年の白に配置されているクリーチャーの数だけダメージを与える除去にトークン生成を追加したカードです。2マナで使ってもフルタップで全力で使っても強く、使い勝手が良好です。

>>167《培養実験》
まずコントロールを奪取して土地化、次に追放してコピーを出すという複雑な挙動のカード。最終的にはコントロール奪取に似た効果になりますが、ETBを使えることなど差異があります。

>>168《輝かしい戦果》
宝物を生成する対多色除去。1色相手でもそれなりに強力で、2色以上相手では大幅なマナ加速となります。多色ミッドレンジ環境で大活躍しそうです。

>>169《踏み荒らす一撃》
トークンを生成して噛み付き。枚数有利を取ることができ、サイズが大きいので盤面の圧力も強いですね。マナカーブに負荷をかけることなくデッキのバリューを引き上げることができます。

>>170《セイレーンの歌》
除去と島化。《広がりゆく海》のバリエーションです。速いデッキに有効な効果と多色デッキに有効な効果がやや噛み合ってない感じもありますが、多色アグロには効果的です。

>>171《唯一の存在》
バウンスとトークン生成。《反射魔道士》的な効果で、コントロール奪取と似て非なる新しいアイデアになっています。自分のクリーチャーの保護にも使うことができる点も見逃せません。

>>172《むごたらしい処刑》
除去して呪文を唱えることの禁止。アップキープや戦闘中に使って相手のプランを破壊していきたいですね。

>>173《歴史のらせん》
ライフ回復付き火力。《ネザーゴイフ》的なカウントをします。4種で《稲妻のらせん》を超える威力となるので昂揚的でもありますね。

>>174《捕食者の責め苦》
ハンデスとライフ損失付きの除去。土地も除去可能で、相手のデッキやタイミングを問わず常に活用可能です。

>>175《ソリンの激怒》
ライフ回復付きの除去。単体でも《英雄の破滅》並のスペックで、ストーム持ちで複数体の除去も可能です。

>>176《応報の一撃》
回復・追放付きのレンジストライク。点数が相手依存でファッティの除去が難しく不安定ですがサイドボードから投入するカードとしてはかなり有用です。

>>177 マザー 様 《頭の中から消えろ》
ドロー付き除去。《揺り籠から墓場まで》のリメイクです。ドローができるのは自分のターンに唱えた時のみで、瞬速クリーチャーに対してなどタイミングが限られますが、決まればなかなかのバリューです。

>>178《強権発動》
除去+トークン。単体でも強く、生け贄などにする他の手段があれば更に高効率です。執政官のタイプ、一定値以上への除去の効果、カード名といった全体の雰囲気がうまくマッチしています。

>>179《方舟への乗船》
時限付きの放逐系除去でもあり、全体除去でもあるカード。《審判の日》の上位互換であり、自分のクリーチャーを避難させながら使うこともできます。《パララクスの波》的な使い方も可能で戦術が広いですね。

>>180《稲妻の大槍》
リミテッド用の除去。少々効率は悪いですが大部分のクリーチャーを除去可能で《稲妻の投槍》よりは使い出がありそうです。

>>181《深淵への貢納》
除去付きクリーチャー。3マナで4/4トランプルと1:2交換可能なクリーチャーとしては規格外のマナレシオです。

>>183《追悼》
除去してクリーチャーをタップアウト。攻防ともに活躍できるパワーカードです。「喪に服す」様子を描いたフレイバーフルなカードでもありますね。

>>184《徹底的破壊》
それの能力を打ち消しながら除去。対処できる範囲が広く、ETB能力、死亡時誘発、忠誠度能力など何でも防げます。

>>185《悪魔の餌食》
ドレイン。色対策カードです。非常に高効率で、歴代の2色同時対策カードと同様、メタゲーム次第ではメインデッキにも入り得ます。

>>186《あさり屋の才能》
土地も壊せる万能除去。レベル2は重めですがレベル3以降の爆発力が魅力です。圧倒的なマナ量で圧殺できそうです。

>>187《コラガンの吐息》
除去してハンデス。1対3交換です。条件はそれほど難しくなく、3マナとしては破格のアドバンテージ量です。

>>188《噴出する寄生体》
カウンターを奪い除去。+1/+1カウンターやキーワード・カウンターを奪取します。《心火の英雄》などを安全に処理できますね。

>>189《スパイ工作》
多人数戦用カード。疑似除去の状態にして毎ターン手掛かりを得ます。自分以外へは攻撃可能なので通常の除去よりも嬉しいですね。

>>190《人質の盾》
コントロールを奪取して旗手能力を持たせるオーラ。除去兼自軍のクリーチャーやPWを守る盾ですね。あくまでも人質なので攻撃させたりはできませんがコスト相応のパワーとしては十分です。

>>191《突然の聖別》
生け贄強制と生け贄禁止。今までに全くない組み合わせです。自身を生け贄にする《ゴブリンのクレーター掘り》などのカードを封じながら使うと更にお得ですね。

>>192《武装の否定》
除去してお互いにドロー。《秘儀の否定》のサイクルのようなカードです。対象にできる範囲が広く、追放除去なのが嬉しいですね。互いにドローは白らしく適切な色に作り直された感があります。

>>193《鏡による破滅》
除去してコピー。結果的にコントロール奪取のようになります。通常、黒緑は任意のパーマネントのコピーを行いませんが、将来的なカラーパイの変更があるかもしれません。

>>194《バネとぐろのクサリヘビ/SpringCoil Viper》
除去した上で2/1が残るかもしれないカード。タフネス2以下は一方的に打ち取り、接死によりタフネス3以上でも確実に打ち取ります。

>>196《らせん舌のカヴー》
ダメージを与えて回復。《パイロゴイフ》に負けじとカヴーも《火炎舌のカヴー》をアップグレードした形です。除去とブロッカーの展開と回復が同時に行われるため相手の攻勢を一気に削ぐことができます。

>>197《精霊火の儀式》
割り振りダメージと+1/+1カウンターの割り振り。過去にもあった組み合わせですが、近年のメカニズムである余剰のダメージが組み込まれた最新版です。

>>199《見せしめの処刑》
除去してコスト増加。クリーチャーを用いるコンボデッキに対して非常に強い対策カードです。相手は迂闊な動きができなくなり、最速コンボを躊躇してくれることも期待できます。

>>200 八三五 様 《鮮血の霧》
除去と《濃霧》。血によって霧が発生するというフレイバーが独特です。攻防どちらで使っても複数体の戦闘の結果を変え、ダメージレースを破壊する強力な効果です。

>>201《精気吸収》
カウンター除去とライフ回復。カウンター除去自体が比較的珍しいというのもありますが新しい効果です。PWやバトルに対して使いたいですね。

>>202《電撃戦》
火力と+1/+1カウンター配置と呪文を唱えることの禁止。うまくいけばブロッカーと手札から使おうとしていた相手の目論見の両方を打ち砕いて圧倒的な盤面優位を得ることができます。

>>203《ゴミの大渦》
火力と回復。積算を用いるのは赤白のドレイン効果との差別化として面白い試みですね。ゴミの中に有用なものがあるというフレイバー性も良い感じです。

>>204 善乱 様 《会心の一撃》
除去してレベルをアップ。自分のクリーチャーを使ってズルはできないようになっています。クラス・カードのレベル上げには5~6マナを要求するものも多いのでこのカードで踏み倒してやりたいですね。

>>205《生物解剖》
除去してドロー。6マナを要求するソーサリーだけあって豪快な効果です。自分のクリーチャーに使うときは《生命の遺産》ですね。

>>206《綺麗さっぱり》
除去して墓地も掃除。サブプランとして墓地を使うデッキが無数に存在していて墓地対策専用のカードを取りたくない場面は案外多いのでそういった時に最適です。

>>207《槍を鎌に》
除去して大量のライフを回復。10点はすごいですが6マナの除去はリミテッドでも間に合わない場面があり、カードパワーに難が見えます。

>>208 シカガネ 様 《不敬な捜査》
除去して調査。調査回数を定める条件がなんとも独特です。X=0で他の手段で除去する使い方がメインになるでしょうか。

>>209《交代監視》
疑似除去とトークン生成。《封じ込める僧侶》にも似たクリーチャーが生きているかぎり封印を施すカードですが、兵士デッキではほとんど途切れなく機能します。

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