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対象	http://forum.astral-guild.net/board/21/322/197/ 大変長らくお待たせしました。それでは第114回のPick結果を発表いたします。 ************************************************************************* 第114回お題【過去のミラディンを意識した最新エキスパンションのカード】 ************************************************************************* ■入賞 >>51 名も無き者様《鉄騎士、カルドラ/Kaldra, iron Knight》 ミラディンを代表とするカルドラシリーズが1つのクリーチャーになってしまいました。 能力は(7)と少し重いですが、最低、5/5先制・トランプル・速攻と優秀であり、 金属術が達成されていれば破壊されない能力か相手を追放する能力まで得られると言う破格っぷり。 基本は破壊されないが選ばれるでしょうか。 元のイメージから考えると、兜は常に装備しているから永続、 盾を持つか剣を持つかは相手によって変わるぜ。ということでしょうか。 実際、この様にカルドラシリーズを全部装備した人は新ミラディンに出て来るかもしれませんね。 >>58 名も無き者様《ファイレクシアの脈動》＆《ミラディンの脈動》 脈動サイクルに新たな2枚が加わりました。 前者は毒デッキに必須となるかもしれない1枚、後者はカウンターを使いたいデッキに入るかなという1枚となっています。 特に前者は単体でも十分使えるカードであり、残りのブロック次第では非常に化けそうなカードですね。 後者は最悪相手に3つのカウンターが必要な点や、プレイヤーのカウンターは増やせない点など、 現環境ではうまく使う方法は少し思いつきませんね。 (4)あればアーティファクトで無条件の増殖が連打できる点を考えると、このコストは少し割りに合わないかなと思います。 ただ、新メカニズムと旧メカニズムを上手に組み合わせているアイデアとデザインを評価して入賞としました。 >>68 名も無き者様《ヴァルショクの頭蓋骨締め》 たった2マナで+3/+3の修整を得られる装備品。しかも装備コストもたった(1)。 まさに破格と言える性能ですが、もちろん相応のデメリットをもっており、 攻撃時に除去されれば相手に2ドローを与えてしまいます。 低コストで巨大な強化と言うことで、ウィニーの様なデッキに入れるのが良いでしょうか。 元カードの特徴を上手くアレンジしている点を評価して入賞としました。 >>74 zoe.様《眠りから覚めしグリッサ》 やはりグリッサのプレインズウォーカーの投稿はいくつか見られましたね。 このカードは、クリーチャー時のアーティファクト破壊、相手のライブラリーからアーティファクトを盗み出す、装備品を探すクリーチャーになる、 とストーリーを元にしたデザインが光ります。 最終能力がプレインズウォーカーとしては地味で直接勝利に結びつけるのも難しいかなという点は残念ですが、 ストーリーを上手く能力化したそのデザインは素晴らしいですね。 ■準大賞 >>54 肉じゃが様《ダークスティールの増殖炉》 新メカニズムの「増殖」を用いた勝利条件カードです。 勝利条件は、自分のパーマネント上の蓄積カウンターの数が40以上と、 「増殖」が付いているとはいえ、普通に考えれば達成は厳しいでしょうか。 現時点では、相手の毒カウンターを「増殖」で増やした方が勝利は早いかもしれません。 ただ、蓄積カウンターを乗せれるカードは、それ自体もカウンターを乗せる効果を持っていることもあり、 相性が良いカードがあれば、地雷デッキあたり作られるかもしれません。 新メカニズムを組み合わせたカードの中でも特に目を引くその能力、準大賞に相応しいと思います。 >>63 ひまじん様《創造主、カーン》 カーンさんがプレインズウォーカー・カードになって帰ってきました。 能力は、クリーチャー時同様のアーティファクトに命を与える能力、 ストーリー通りのメムナークの作成、金属術の達成を追加条件とするアーティファクトのノーコストプレイ。 2つ目が生きる環境は限られていますが、1つ目で最悪6マナ6/6としての運用は可能な点も良いですね(ダメージ計算は面倒ですが)。 実際に傷跡ブロック中で戻ってきてプレインズウォーカーとして登場する可能性もありそうですね。 ミラディンっぽく、アーティファクトでありながらプレインズウィーカーである、 能力を使うのに金属術の達成が必要である、という、 今まで無かったルール破壊な感じもまた雰囲気を出せていると思います。 まさにテーマに添ったカードではないでしょうか。 ■大賞 >>41 名も無き者様《創生のるつぼ》 ミラディンは度々ルールを破壊しましたが、これもそんな１枚。 ただし、他のルール破壊とは異なり、デッキの中の土地がプレイできるという、 一見すると他のルール破壊よりは小さなルール破壊かもしれません。 しかし、プレイするだけでアドバンテージは得られる、もっとも必要な1枚がサーチできる、事故さようなら。 と、ゲームをする上では他のルール破壊カード以上に直接的に自分の有利を作り出すことができます。 さらに、現在のミラディンは、隣に土地を使うブロックが存在することもあり、 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》、CIP土地、上陸と、 単に土地1枚を戦場に出す以上の力を発揮できる、このカードとの相性が最高の環境でもあります。 リメイクでありながら現在の環境で一デッキが作られるであろうポテンシャルも秘めている、 その素晴らしさを評価して、今回の大賞としたいと思います。 ■特別賞 >>75 名も無き者様《撒餌》 まさかの何の能力もないトークンを出すだけのカード。 何も考えずデッキに入れれば、戦場に影響を与えることなく、損をするだけのカードです。 しかし、アーティファクトの数を必要とする、パーマネントを必要とする、 そういうカードと合わせればたった2マナとは思えない力を発揮するのも事実です。 このカードが1枚環境に存在するだけで、 アーティファクトが足りない金属術持ちがブラフとして成立してしまう。 まさに、金属術デッキをささえる1枚、現環境にあって欲しいと思えるカードですね。 ただ、過去のミラディンとの関連がどうしても分からなかった為、今回は特別賞の扱いでpickさせていただきました。 では大賞の名も無き者様のお名前と御作品は>>3に記させていただきます。 以上、第114回のPick結果発表でした。
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