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2024/11/27(水) 23:15:35

対応申請

以下のフォームより、対応を申請することができます。

対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/157/104/
それでは第35回のpickを発表させていただきます。

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お題【テキストに+1/+1を含むカード】
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「ルール・テキスト」ではなく「テキスト」となっている以上、注釈文やフレイバーにでも含まれてれば確かにクリアです。
注釈文の方は置いておくとして、フレイバーにねじ込んでる愛すべき馬鹿が一人は居るかな思ったのですが……まぁ、無茶ですよね。
数々の色物が投稿されてとてもオリカらしかったと思いましたが、いかがでしたでしょうか。



【pick】

>>前988:http://forum.astral-guild.net/board/21/131/988/ いく様
>《影の中の影》
とてもスリムな《消えざる焼け刃》のシェイド版。
軽いとは言えないマナ・コストの上にマナレシオが芳しくない焼け刃と違って、極端に軽くサイズも標準をキープ。
シェイドらしくタフネスも上がるので、額面上のコストパフォーマンスはかなり良くなってますね。
自分以外のシェイドにも反応するようになってますが、役に立つのでしょうか。
相手のシェイドと相打ち出来る程度の効果にしか見えませんけど、まぁ本命ではないので良しとして。
問題は、トリガーとなるシェイドがそもそもそんなに居ない、という点ですね。
そもそも構築で活躍があったものなんて《ナントゥーコの影》《トロウケアの影》ぐらいでしょうか。
それらが続いて展開できればなかなかですが、どう見てもこいつが「ダメ押し」と化してます。
シェイドは元々単騎で相手を殺せるだけのパンチ力を内蔵してますからね……
逆にリミテッドでみても、こんなの居るということはそのエキスパンションではある程度シェイドがフィーチャーされているはず。
となれば、殆どの場合に1/1のままであるこいつよりも、その他のシェイド達が使われるでしょう。
しかも現スタンダードなんてシェイドが居ない、かと思いきや《立ちはだかる影》が居るには居るんですが。
こんな影の薄い奴に頼るぐらいなら、効率は落ちても《変わり谷》の方がいいですね。
今はまだまだ、ロードも居ませんし、同僚に恵まれない可哀想な子ですが、それなりに明るい(シェイドの)未来に期待したい一枚でした。


>>前999:http://forum.astral-guild.net/board/21/131/999/ 名も無き者様
>《力こそ正義》
カウンターの修整を修整。何が何でも頭でっかちの方向へもって行きたいようです。
一つ目の能力は、いかにも爆発力がありそうな効果。
タフネスが上がらなくなってしまうので、環境や相手への依存度が高いのが悩みどころ。
先制攻撃を持つ《飛びかかるカヴー》《崖崩れの精霊》など、死に易さをカバーできるクリーチャーがパートナーとして相応しいですね。
+1/+1カウンターをばら撒くカードとの相性も当然面白く、《増え続ける成長》なら合計で12もパワーを挙げる爆弾に。
そしてこの能力、除去としても期待できるのがポイントかですね。
+1/+1カウンターを自前で用意する代わりに元々のタフネスが0というシステムのクリーチャーは、これで殆ど無力化できます。
赤の苦手な幻影を封殺したり、完全にとは行かないものの電結に大打撃を与えたり、その辺りを狙ってのサイド候補としても。
一方で二つ目の能力は、一つ目と比べるとやはりちょっと見劣りしますね。
萎縮持ちの対クリーチャーの殺傷力があがったり、《台所の嫌がらせ屋》《エレンドラ谷の大魔導師》などがちょっと弱くなったり。
そもそも-1/-1カウンターを用いるカードの大部分はSHM-EVEに収録されている以上、仕方のないことですが。
フレイバーが昨今のインフレのことを指しているような気がしないでもない一枚でした。


ジョニーの端くれとして、これはスルーしたくなかったのでちょろちょろっと。
>>8 名も無き者様
>《抽出の儀式》
クリーチャーの力をマナに。
ということは、これを《Channel》の亜種と言ってもいいのでしょうか。
同じ赤のカードなら、ターボジョークル系のデッキで使われた《マナの地鳴り》の亜種とも。
まぁ、このカードは《Channel》の代用品にもターボジョークル系のキーカードにもなりえませんね。
実際に使うには、手間の割りには得られるものが小さいので、専用の使い方が必要となるでしょう。
例えばビートダウンしつつここからX火力に繋げてフィニッシュ……なんてのは中々かっこいいデッキだとは思うのですが。
+1/+1カウンターを大量に使いつつビートダウン、というのはちょっと厳しいでしょうね。
そんなクリーチャーを複数体コントロールしていて殴り勝てないのか、って話ですし。
とりあえず《ヴィグの水植物》なんかは相性がいいと言える……かなぁ。
今はネタの域を出ないでしょうが、化けるだけのポテンシャルは持っていそうな一枚でした。


>>34 名も無き者様
>《むら気な潰し屋》
黒1マナ2/2シリーズ、と見せかけて。
システム的には+1/+1カウンターを用いた消散といったところ。
その観点で見れば、一番挙動が近いのは《スカイシュラウドのこぶ背獣》ですね。
この場合、最低2回は殴らないと割りに合わないので、デッキ内の半分弱を同族で染めたいところ。
黒いゴブリンということでローウィンっぽいわけですが、その環境の部族デッキなら容易い条件でしょう。
増幅に由来を求めてレギオンの環境を基準に考えるなら、当時ゴブリンは殆どが赤なので多少不利か。
《ただれたゴブリン》《ゴブリンの裏切り者》の2体が居たらしいけど、前者はともかく後者は……。
とまぁそいつらはさておき、ゴブリン召集など黒を扱うゴブリンデッキもあったので、やはり活躍の場はありそう。
増幅の性質上、あまり安定性が期待しづらいですが、やはり爆発力は凄まじいものがありますね。
それこそ1ターン目から5/5や6/6で登場させることも十分可能で、少しやりすぎな感も。
らしくないサイズになれるということも部族ウィニーにはありがたいところですね。
もちろんその分、中盤以降や引き合い勝負になった時の頼りなさも抜群ですが。
短期決戦を望む黒赤に似合う一枚でした。



【特別賞:いかにもオリカで賞】

>>前987:http://forum.astral-guild.net/board/21/131/987/ ひまじん様
>《願望の実体化》
よく見るカードでも「+1/+1という言葉が何回登場するか」と言われたら……
カードがプレイされるたびに文面を確認したくなりそうなワールド・エンチャントですね。
非クリーチャーにも無駄な+1/+1カウンターを乗っけたりしますが、特殊なカードでも用いない限り無視されるのがオチでしょう。
それだけならまだしも、PWなど他種のカウンターを用いるパーマネントにも+1/+1カウンターを誤爆してくれるのがなんとも。
《アフィヤの樹》など、相性のいい非クリーチャーもあるにはあるので、そこが狙い目でしょうか。
もちろん、普通に使うとなればクリーチャー、特に+1/+1カウンターを参照する能力を持つものと合わせるのが妥当。
+1/+1カウンターが重要なMORの職業ロードや、単純に+1/+1の使用回数が多いスパイクなど、相性の良さそうなものは色々ありますね。
しかしこれ、あれこれ問題起こしそうな気がするのは私だけでしょうか。
カウントをミスったりするのは初歩として、カウンター載せる方に意識が行ってライフゲイン忘れたり……
処理ミスならまだしも、翻訳チームも場合によっては困ることになるかも知れません。
「+1/+1」という言葉は訳し方への依存度が低いので、マシな方だとは思いますが。
本家で言葉、特にその使用回数を参照するカードが黒枠では出ないのも、この辺への配慮でしょうしね。
色んな意味で人に優しくない一枚でした。



【準? 大賞】

>>29 森緑様
>《成長》
まだ《十字軍》があった頃、5/5の騎士達が睨み合ってる、なんていうことが白ウィニーのミラーマッチでは起こったりしましたが。
それに近い状況を、相手を選ばずに作ろうとする《拡大》の永続版です。
《拡大》は効果を共有するという意味で緑らしかったのですが、普通は自分が有利になる時に使うので、実質的には割と一方的な効果でした。
それが永続となったという点では、より緑らしくなったと言えますね。
さて、ノーガードで殴り合うにしても、守りを視野に入れるにしても、頌歌を使う場合よりも数が欲しいところ。
緑はトークンを並べるのがお手の物ですし、頌歌より軽い分の2マナを展開に回せるような構築も可能でしょう。
そんなこと考えなくても、相手がノンクリーチャーならただ軽いだけの《ガイアの頌歌》とも。
サイドボードに積むという選択肢も十分にありえますね。
現スタンダードに限って言えば、コントロールでもクリーチャーを使うのが普通なので、そんなに甘くはないわけですが。
それでも対コントロールでは、その軽さもあって全体火力への対策として期待できるでしょう。
得てして環境にあったぎりぎりの点数のものが採用されがちなので、1マナのエンチャントで計算を狂わせられるのは大きいです。
《避難所の印》のように被って腐ったりはしないので、積極的に重ね張りできるのもありがたいですね。
相手もそれを考慮した選択を取ってる可能性があるので、一概に頼ることもないでしょうけど。
《突然の死》などのようなプールにあるだけで影響を及ぼしそうな一枚でした。



【大賞】
迷いに迷った結果、大賞・準大賞が非常に似通ったカードになってしまいました。
主観のもとに「よりオリカっぽい」ということで、こちらを大賞に。

>>19 名も無き者様
>《虚勢》
変則全体強化。
コンセプトが近いものとしては《城壁》なんかがそうですね。
しかし、こいつは攻めにも守りにも役に立たないというひねくれもの。
パワーとタフネスは基本的に殴って殴られて価値を発揮するステータスだというのに。
戦闘に使えないとなれば、必然的に次はシステムクリーチャーとの相性を考えるわけですが。
自身のパワーやタフネスを参照するものの補助として使うにしても、それなら単体強化が使われるはず。
ということで、これはその手のクリーチャーを複数並べるような奇特なデッキでこそ輝く……かも。
そんなデッキがあるのか、はたまた組めるのかはさておき。
あるいは《心魂破》のお供としても面白そうですね。
トークン並べて“虚勢”を張って、と思いきや《心魂破》でこんがり焼き上げるとか。
相手に与える精神的なダメージが半端ないと思うんですがどうでしょう。
この辺りの使い方は一つ上に挙げたカードでも出来るわけですが、それでこそコストやデメリットの違いが面白いですね。
こちらは戦闘において有利にならず、一つ上の方は戦闘において「額面上では」有利にならない。
これらの微妙な差にたいして、ハイブリッドになったのはどれだけ「コストが安くなった」と言えるか、これまた絶妙だと思います。
対比させることで、面白さが浮き彫りになる一枚、もとい二枚でした。

お名前とご投稿を>>3に並ばせときますので、思う存分空威張って下さい。



以上、第35回【テキストに+1/+1を含むカード】のpickをお送りしました。
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